石井町議会 > 2007-12-20 >
12月20日-04号
12月20日-04号

  • "同和地区"(/)
ツイート シェア
  1. 石井町議会 2007-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    平成19年12月定例会       平成19年12月石井町議会定例会会議録(第4号) 1. 招集年月日  平成19年12月20日(木曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     12月20日午前10時02分宣告 4. 応招議員      1  番     後 藤  忠 雄      2  番     岩 佐    透      3  番     近 藤  忠 夫      4  番     井 上  裕 久      5  番     有 持  益 生      6  番     松 尾  誠 作      7  番     山 根  由美子      8  番     川 端  義 明      9  番     平 田  芳 宣     10  番     山 口  性 治     11  番     横 田  民次郎     12  番     吉 岡  重 雄     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男     15  番     志 摩  匡 彦     16  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   総務課長           三  浦  眞 喜 雄   企画財政課長         田  野  芳  博   税務課長           富  山  一  男   住民課長           野  田  泰  章   産業経済課長         久  米  義  市   建設課長           仁  木     孝   福祉生活課長         河  野  良  二   長寿社会課長         奥  平  耕  右   保育所長           正  木  文  雄   清掃センター所長       井  上     勉   農業委員会事務局長      田  中  良  治   水道課長           宮  越  俊  二   教育委員長          河  野  通  俊   教育次長           上  田  正  博   社会教育課長         田  村     豊   人権教育課長         金  山  孝  明   監査委員           河  崎     寛 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         河  崎  幸  夫   事務主任           野  口  明  子10. 会議録署名議員      7  番     山 根  由美子      8  番     川 端  義 明11. 議事日程   日程第1 議案第63号 石井町監査委員選任の同意について        議案第64号 石井町教育委員会委員任命の同意について        議案第65号 石井町教育委員会委員任命の同意について        議案第66号 石井町教育委員会委員任命の同意について        議案説明   日程第2 議案審議   日程第3 委員会の閉会中の継続調査の件            午前10時02分 開議 ○議長(吉岡重雄君) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日、町長より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案第63号 石井町監査委員選任の同意について      議案第64号 石井町教育委員会委員任命の同意について      議案第65号 石井町教育委員会委員任命の同意について      議案第66号 石井町教育委員会委員任命の同意について ○議長(吉岡重雄君) 日程第1、議案第63号石井町監査委員選任の同意についてより議案第66号石井町教育委員会委員任命の同意についてに至る4件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(河野俊明君) 本日、追加提案いたしました議案の提案理由についてご説明を申し上げます。 当初、私は2人の教育委員さんと1人の監査委員につきご提案をいたしましたが、どうしても了解を得ることができませんでした。3人の方には、ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。 今回、新しく3人の教育委員と1人の監査委員を提案いたします。4人の方々は、すべて経験も豊富で、人格、見識ともに高く、適任と考えておりますので、議会の同意をお願いするものでございます。 議案第63号石井町監査委員選任の同意につきましては、本町監査委員横田民次郎氏の任期が平成19年8月31日に満了をいたしております。監査委員として近藤忠夫氏を選任いたしたく提案をいたしました。地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 議案第64号石井町教育委員会委員任命の同意につきましては、河崎芳正氏が平成19年4月30日に辞職をしております。教育委員会委員として石川一郎氏を任命いたしたく提案いたします。 議案第65号石井町教育委員会委員任命の同意につきましては、矢上堯氏が平成19年8月31日に辞職をしております。教育委員会委員として村山一行氏を任命いたしたく提案いたします。 議案第66号石井町教育委員会委員任命の同意につきましては、現教育委員会委員河野通俊氏の任期が平成19年12月24日に満了いたしますので、その後任委員として清重泰良氏を任命いたしたく提案いたしました。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 以上で提案いたしました議案の提案理由の説明を終わりますが、どうか原案どおりお認めくださいますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉岡重雄君) これで提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案第63号石井町監査委員選任の同意についてより議案第66号石井町教育委員会委員任命の同意についてに至る4件を先に審議したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号より議案第66号に至る4件を先に審議することに決定いたしました。 小休します。            午前10時06分 休憩            午前10時06分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 お諮りいたします。 4議案については人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。 議案第63号石井町監査委員選任の同意については原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 小休します。            午前10時07分 休憩            午前10時08分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 次に、議案第64号石井町教育委員会委員任命の同意については原案のとおり同意することに異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第65号石井町教育委員会委員任命の同意については原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第66号石井町教育委員会委員任命の同意については原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり同意することに決定しました。 監査委員近藤忠夫君よりごあいさつがあります。 ◎監査委員(近藤忠夫君) おはようございます。 ただいま図らずも監査委員という重い職に選任していただきまして、まことにありがとうございました。まさに身の引き締まる思いでございます。 もとより、私は浅学非才の者でございます。今おられる河崎監査委員さんのご指導をいただきながら、また議員の皆さんのご指導をいただきながら、一生懸命にその重責を果たしていきたいというふうに思っております。どうかひとつよろしくお願いいたします。 甚だ簡単ではございますが、ごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時10分 休憩            午前10時10分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 石川一郎君よりごあいさつがあります。 ◎教育委員会委員(石川一郎君) 失礼します。教育委員として同意していただきまして、まことにありがとうございます。石井町の子供たちのため、石井町教育振興のために誠心誠意頑張るつもりでございますので、またよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時11分 休憩            午前10時12分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 村山一行君よりごあいさつがあります。
    教育委員会委員村山一行君) 高原平島に住んでおります村山一行です。 石井町の教育委員として選任同意をいただきました。微力ではございますけれども、生まれ育った石井町の教育のために全力で尽くしたいと、そういうふうに決意をしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時13分 休憩            午前10時13分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 清重泰良君よりごあいさつがあります。 ◎教育委員会委員(清重泰良君) ただいま選任をいただきました清重でございます。 身に余る重責のために身の引き締まる思いがいたしておりますが、子供たちの将来の夢の実現に向かいまして精進努力をいたしてまいりたいと思っております。今後ともご指導賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時14分 休憩            午前10時15分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 次に、教育委員長河野通俊君のごあいさつがあります。 ◎教育委員長(河野通俊君) 貴重な時間をいただきましてお礼を言う機会を得ましたこと大変うれしく思います。 ただいまは教育委員5名のうちの3名が選任をされました。いよいよ教育委員会フルメンバーで活動ができること大変うれしく思います。事私に至りましては長い間、議員の皆さんの教育行政に関しまして激励やらご指導、ご鞭撻を賜りまして大変ありがとうございました。今後とも教育委員会教育行政の方をよろしくお願いを申し上げます。 最後になりましたけれども、議員の皆さん並びに石井町行政のますますのご発展を祈念いたしまして、簡単でございますけれどもお礼のあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案審議 ○議長(吉岡重雄君) 日程第2、議案審議を行います。 これより質疑の発言を許します。7番山根由美子君。            〔7番 山根由美子君 登壇〕 ◆7番(山根由美子君) おはようございます。 議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例についてお聞きいたします。 まず1点目は、現在本町が母子福祉年金を支給しておりますけれども、それの対象世帯数と申請者数と1世帯年額どれほど支給されているのか、総費用についてもお聞きいたします。 あとは質問者席の方でお聞きしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 了解します。福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。今年度19年度での状況でございますが、現在203名中202名の方の申請がございまして、年額で5,000円を支給しております。それで、ことしは101万円となっております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 203人で実際は202名、5,000円いただいたということでございますけれども、それでは大方の方が申請されているんですけども、申請するため必要な条件というか、お聞きしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。 父と生計を同じくしていない児童が育成されている家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、この母子福祉年金を支給いたします。そして、当該家庭の福祉の増進を図ることを目的としておりまして、児童扶養手当法第4条の規定により児童扶養手当の支給要件を具備する方で、毎年12月1日現在において引き続き1年以上石井町に住所を有する方に対して母子福祉年金を支給いたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 生活の安定のために福祉年金を支給されているとお答えいただきましたけれども、これからはなくなるということでございます。今後とも支援をしていかなくては石井町は全然魅力がないというか、たとえ5,000円でもいただけるっていうことはすごく若い人には力強く思うと思いますけども、ずんずんとそういう支援をなくしていくことで若い人が石井町に住みたくなくなるというようなことも考えてはいかがでしょうか。もうちょっと若い人が石井町に住みたくなるようなメリットというか、そういう面も考えていってほしいと思います。 それでは、この母子福祉年金が平成17年度までは年額1万円あったのが18、19年度には5,000円、そして来年は廃止ということになりますけれども、その廃止になる理由をお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。 この事業につきましては、平成17年度に町の財政事情によりまして給付事業などの見直しが行われました。その際に、支給該当者の増加でございますとか費用対効果などを考慮いたしまして、年額1万円のところを平成18、19年度においては5,000円と減額をいたしまして激変緩和措置を講じた後に平成20年度以降は廃止というふうに決定されておりまして、今議会において本条例廃止案を上程させていただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 費用対効果ということをおっしゃられたと思うんですけども、財政面も厳しくなってきたので廃止するということになってきたんですけども、費用対効果っていうのはどう認識されているのか、お聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。費用対効果でございますが、その費用をもってどれだけの効果があるかというふうなことで当時議論がされまして、それで廃止というふうなことになったのではないかと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 母子家庭に贈る年額5,000円では何も効果がないと言いますけれども、母子家庭にとってはされど5,000円です。いつもつつましくしていても、この支給金額があればクリスマスとか誕生日のプレゼントも買ってあげられますし、子供たちに贈るプレゼントを選ぶときのお母さんの気持ちをわかってほしいと思います。 町長にお聞きします。母子家庭には年額5,000円の支給で、総額でも101万円の予算です。町とすればこの母子福祉年金は負担になる金額ですか、お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 確かに、いろいろな見直しの中で、議員さんおっしゃるような100万円ちょっとぐらいですから、余り多額の金額ではございません。私も先日の話し合いをしていく中で、どうだろなって、これは置いといてもいいんでないかっていう意見を出しておったんですが、とりあえず一回廃止して、またほかのいろいろな補助の政策もございますので、それと一緒にあわせて検討したらより効果が上がるんでないかっていうご意見のもとでそのようにさせていただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 町長の力強いお返事をいただきまして、今後とも検討してくださいますようによろしくお願いいたします。 それでは次に、平成18年度主要な成果に関する説明の52ページから、7段目の緊急通報体制等整備事業236万6,700円についてお聞きいたします。 この事業は、ひとり暮らしの高齢者の安全を守るために必要とされる緊急通報システムですが、現在石井町内で何人が利用されているのでしょうか。そしてまた、わかればお答えいただきたいんですけれども、実際にそれを利用した人がおいでるのでしたら、わかればで結構ですけども、お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長奥平耕右君) お答えをいたします。 利用者ですが、延べで1,127件でございます。対象者は、実人数で110名。それで、18年度に受報を受けた受報件数、これが732件ございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) ちょっと今言葉が聞き取れなかったんですけども、受報とおっしゃったんですか。            (長寿社会課長奥平耕右君「はい」と呼ぶ) わかりました。 それでは、緊急通報システムの申し込みの要綱っていうんがあると思いますけども、それをちょっと簡単に説明していただきたいんと、費用の負担はどうなるのか、お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長奥平耕右君) お答えをいたします。規則で運営をいたしております。石井町在宅老人福祉事業実施規則というので運営をいたしております。 それで、緊急通報装置の貸与事業ですが、利用対象者は石井町に居住するおおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者、また寝たきり老人もしくはこれに準ずるというふうなことで、町長が認めた者ということでございます。それで、本事業、条件としましては、本事業を利用する者は近隣の協力員おおむね3人以上を必要といたします。うち1名は担当地区の民生児童委員にお願いをいたしております。それから、本事業を利用する者は町の方と使用貸借契約を結んでいただく、貸与期間は必要と認める期間というふうなことでございまして、いろいろ民生委員さんあたりを通しまして独居老人につきましては必要でないかというふうなことが私の方に相談がございますので、その時点でいろいろよく協議をして、そして申し込みをしてもらうというふうなことでやっております。それと、利用料、1カ月、個人負担500円をいただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) それでは、電話の形態というか、一般電話式なんか、ペンダント方式なのか。ちょっと私も小耳に挟んだんですけども、来年度からペンダント方式がなくなって一般電話方式になると聞きましたけれども、それは本当なのかどうか、お願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長奥平耕右君) お答えをいたします。形態といたしましては、1つは、設置型ということで、電話のように設置をしていただくと。それで、緊急のときはそのボタンを押していただくと。そうすると、管理センターの方に連絡が入るということになるわけです。 もう一つは、胸に下げるペンダント型です。これは、2つセットでいきますので、設置型の普通の電話の分とペンダント型と。それで、ペンダント型については、そこを離れたそれ以外のところでのときにはそれを押してもらうというふうなことです。そしたら、それも管理センターの方へつながります。 それで、議員さんおっしゃんりょるペンダント型がなくなるっていうのは、なくなることはないんです。2つ、設置型とペンダント型と両方貸与いたします。恐らくなくなるというんは、これをなくす、高齢者の方が持ち運びができるもんですから、なくすっていうふうなことはちょくちょくあるということですので、なくなるということではございません。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) ペンダント型と電話型が1セットになるんですか。1軒のうちでペンダントと家に置いとく分と両方があるっていうことですか。            (長寿社会課長奥平耕右君「はい」と呼ぶ) 了解しました。ペンダント型の方が移動のときには絶対便利なし、どこでもいけるということで、ペンダント型の方式もなくならないということで安心いたしました。 それでは次に、同居しとっても昼間事実上独居老人となる高齢者には緊急通報システムの対象範囲になるのかならないのか、お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長奥平耕右君) お答えをいたします。 昼間独居老人であってということで、家族と住んでおりながら一時的に高齢者一人になるというふうなケースにつきましては、対象にはしておりません。生活実態っていいますか、一人になる時間が一日のうちで相当時間あるだとか、あるいは1週間単位、1カ月単位でどれだけ一人になる時間があるかとかいうふうなところというのは、また協議をする必要があると思いますけども、基本的にはもうそういう方は対象にはなりません。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 町内にも高齢者人口がふえてきていますし、皆さんお勤めで、日中大半や夜間にも一人になる高齢者も緊急通報装置は必要だと考えております。それでも、今のお答えでは、まだ拡大範囲に入ってないということでございますので、ぜひとも今後は対象者を拡大してくださるようにお願いしておきます。 それでは次に、同じ施策の説明書の84から85ページについて町長にお聞きいたします。地対法も切れ、特別措置法の5年間も過ぎたこの時点で同和対策関連事業を見直す時期が来ていると思いますが、町長はいかがお考えでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 今まで国や県の予算の中である程度の予算規模の中を占めておったこれは事業でございますが、国とか県の方針に応じて、石井町についてもそういう方針に沿って考えていきたいと思っておる問題と思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 本町においても負担金や補助金の事業はもう大方縮小や終結に向かっておりますけれども、まだちょっと続いておるところもございます。法が失効してもなお続けている事業の終結は、法に基づいとったらもうやめるべきだと思いますけれども、その件についてお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) たしか徳島県でも飯泉知事さんの方針で、そのように打ち切って、また新しい考えのもとで立ち上げてる問題もございます。石井町としましても、本当に必要な事業かどうかっていうのをよく考えた上で検討していきたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 私は、もう同和部落という対象地区の限定もなくなって、実際的に差別が解消したと思っております。差別として問題になっているのは、意識の問題であると言われております。潜在している心の問題は形がないもので、捕らえどころがありません。終わりの期限が過ぎてもなお期限なく実施するのは住民の意識に問題があるという考えからでは、住民への責任転嫁だと思っております。長野県の御代田町では、ことしの2月の町長選で新町長が誕生しました。新しい町長は就任直後、職員の皆さんに、本日より同和関係予算の支出は一切行わない。同和行政の完全廃止は私が前面に立ってやります。皆さんは安心して仕事に当たってくださいと呼びかけたそうです。町長が頑固として頑張っていれば同和問題は解決できると思っております。町長の英断を期待しております。 以上で私の議案審議は終わります。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 4番井上裕久君。            〔4番 井上裕久君 登壇〕 ◆4番(井上裕久君) 議長のお許しを得ましたので、議案審議の質疑をさせていただきます。 まず、平成18年度主要な施策の成果に関する説明書、これの86ページ、款保健体育費の中の目2の体育施設費、それの実施状況とその成果の中のいしいドーム運営管理事業についてお伺いをします。 この質問の最初に、つい最近発生しました、今月の15日に佐世保のスポーツクラブ、ルネサンス佐世保ですか、ここで散弾銃を乱射して、インストラクター、コーチの若い女性の方、それと銃乱射して自殺しておりますが犯人と目されております、その同級生がこのスポーツクラブに呼び出しされて射殺されたという、非常に悲惨で悲しい事件が発生しました。私も同じような施設いしいドームをもうほぼ毎日利用させてもらっておりますが、そこで本町のいしいドームにおいて、その防犯体制、あるいはその危機管理のときの対応、そういうのが十分対策がとれているかどうか。これは非常に難しい問題であろうかと思いますが、やはり利用者の安全、そういうのを考慮して、最近いろんな、もう考えられないような事件、事故がたくさん起こっております。そういう中で、このいしいドームの安全対策というのはどのようにされておるのか、それをまず最初に質問させていただきます。 あとは質問席で質問をさせていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 了解します。社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。まず、安全対策でございますが、やはりプール並びにトレーニング棟というのは利用者に安心感を与えるという施設でございます。そのためには、やはり職員並びに私たち運営する側にとりましては、大変その点について緊張感を持って運営させていただいております。 次に、対策といたしましては、やはり事故が起きたときには迅速な対応。と申しますのは、警察等連絡、また消防署等の救急車とか、やはりすべては利用者に安心感を与える誘導、例えば館内放送で速やかな情報を知らせるとか、そういう対応で、利用者がパニックにならないようにということを心がけております。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 利用者としましては、特にプールの方での利用者というのはもう水着一つで、言うたら裸同然の形で皆一生懸命水中ウオーキングなり水泳をしておるという中で、そういう事件、あるいは不審者が入ってくるということがありますと、利用者はもう全く無防備な状態で一生懸命それぞれやっておる。そういう不審者、あるいはそういう恐れのある人っていうのは、なかなか侵入を食いとめるというのは非常に難しい面があろうかと思いますが、いしいドームにおいては2003年4月オープンですか、それ以来何かそういう危険な事案が発生したとか、あるいは事故が発生したという、そういう案件はあるのかどうか、お伺いします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 議員おっしゃるような危険な事態に至ったということはございません。ただ、もし見かけた場合情報は私たちの方に来るようになっておるということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 今までにはそういうことはないということで、ここにも載っておりますが、これ平成18年度の利用者数ですか、利用人数が約16万人強、1日平均で521名、大勢の方がこのドームを利用していただいておる。そういう方々、特にプールの方では子供さんの講座があって、たくさんの小学生あるいは中学生が利用されております。この長崎の事件でも、悲しいことに小学生2名を含む6名の方、2名の方が亡くなられて、けがを負った方の中には小学生も含まれておるということで、もう非常に悲惨で、けがをしなかった子供さんや利用者についても、そういう現場に居合わせた人のその不安感というのはあるいは一生つきまとうかもわからんという、非常に心の傷という深い傷を負われておると思います。いしいドームについてもそういうことがないように、利用者の安全に十分配慮をしていただいて、それこそ安心、安全で利用できるような常に状態でいてほしいと、そういう対策もとっていただきたいと思います。 それと、防犯上もそうなんですが、施設ももう大分、5年近くオープンしてなりまして、非常に多い利用者がありますので、使用する箇所によったら老朽化も進んだり、あるいは故障したりということで、特にプールの方でサウナですね。高温サウナ、低温サウナありますが、もうそれが板が腐食して、改修もしていただいておりますが、利用者の方から、赤字がたくさん出て町の財政の方も非常に大変なときで厳しいと思われますが、そういう安全ですね、もしそのサウナの板の上へ乗って、その板が壊れて、そしてけがをするというような、これも大変な事故につながる可能性があります。それと、シャワーについても、これももう1日の利用数が、大変利用者数がありますんで、やっぱりそれもパッキンが傷んだりで水が出にくくなったり、出なくなってももうずっと放置してあると。もう要望してもなかなか直してもらえないということで、利用してる方が、この財政、石井町も厳しいんわかっておる、それからドームも4,000万円以上の赤字が出て厳しいという状況はわかってますが、大勢の方利用していただいておりますので、そういう点の補修というのはできるだけ早い時期に、期間に直していただくという要望が強いんですが、そういう点についてどのようにお考えか、お伺いします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 軽微な修繕につきましては、その都度その都度行います。費用的にも負担が少ないということでございます。ただ、根本的な修理になりますと何十万円、何百万円という形になりまして、これはやはり予算計上が第一主義でございますので、その予算にくくられまして、内容的には何百万円の予算が要るというようなことで、ある程度利用者の方にはご迷惑をおかけしておりますが、その点は私どもも反省いたします。と申しますのは、やはり予算がないから修理できないのではなくて、予算がこれだけ要るからただいま現在は修理ができておりません。しかし、予算がつきましたら早急に直させていただきますとかいうようなメッセージをやはり我々は今まで怠っておりました。そういうことで、ご指摘のように、これからはやはり利用者の安全という面を第一に考えまして、そのように対応したいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) ぜひ早いうちでの補修、修理をお願いしたいと思います。これも2年前だったですか、埼玉県でプールの排水口のふたが外れとんのがわかっておる状態でそのまま営業しておって、小学生がその排水溝の中へ吸い込まれて亡くなったということがありました。それで、後で各地のプール点検してみたら壊れてるとこがたくさんあって、もう補修せないかんのにそのままになっておったということで、後になって見たらそれでけが等をされてる方もおったということがありますんで、事故等があってからでは遅いと思いますので、できるだけ早い対策、補修をお願いしたいと思います。 それと、ドームの赤字の問題ですが、18年度も4,000万円以上の赤字が出たということで、その中で特に最近の情勢として原油価格が上がっていろんな方面で影響が出ておりますが、このドームの燃料、以前に質問させてもうたときに白灯油を利用しておるということですが、その白灯油の今までの、わかってる範囲で結構ですが、価格の変遷、現在の価格はどれぐらいになってるのか、それについてお伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。オープンが平成15年4月でございました。そのときの価格は41円でございましたが、さらに下がりまして29円台がしばらく続きました。しかし、ご存じのように最近は特に石油価格の高騰ということで、現在消費税抜きで67円ということになっております。この5年間で倍以上ということでございます。それで、やはりそういう点を勘案いたしまして、私たちはその灯油の節約に大変苦慮しておるところでございます。しかし、やはり環境に優しいというような施設に、またこれからいろいろ社会情勢もそういうふうに向かっておりますので、あらゆる施設等を洗い直しまして検討している最中でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 当初は41円で、それが一番安いときは単価が29円、現在67円ということですが、18年度のこの管理事業の経費が1億4,446万767円とありますが、この中でその燃料費、それの金額がどれぐらいになっとるのか。これも安いときの、低価格のときの年間のトータルの燃料費、白灯油の合計ですね、それと、この18年度のその合計額、それがどれぐらいになっておるのか。それと、この白灯油、燃料をどういう形で入札してるのか、あるいはサイクルで入札してるか。それから、もしわかれば、夏と冬の使用量がどれぐらいあるのか、それをお願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。18年度の灯油の使用量は35万8,000リットルでございます。次に、金額が2,344万9,020円でございます。それで、灯油の税抜き単価でございますが、18年度の4月は58円でございました。と申しますのは、3カ月単位で入札をさせていただいております。それで、4月から6月、7月から9月、そういうことで年4回の入札を行っております。それで、その入札の方は石井町に何らかの税金を払っていただいている石油等の関連業者ということで、指名願が提出されておる業者に指名の通知を出して入札をしていただいているということでございます。 それと、特に最近の高騰にかんがみまして、やはりこういう状況では営業できないから灯油の価格を上げてくれというような業者もございますが、やはりその点は3カ月契約だからということで、入札のときにそういう取り決めのもとに入札条件としてしておりますので、その交渉には、いろいろ私どもの経営が大変難しいというような状況を酌みして、そういう値上げには応じられないというような承諾をいただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) ただいま社会教育課長の話では町内に税金を払っている関係の業者という説明ありましたが、今入っているところは何か余り町内関係ないような感じがするんですが、大手資本の車がとまってしてますが、これは石井町に税金を払っている町内の業者ということで判断してよろしいんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 町内に支店と申しますかガソリンスタンドがあるということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) それで、3カ月ごとに入札しておるということですが、この原油価格っていうのは変動が非常に激しいですわね。そのときの相場というのは、いろんな産油国の思惑もあったり、それから埋出量というんですか、それによったり、それからいろんな世界の経済情勢とか社会情勢、戦争とか紛争とかテロとか、そんなのでいろいろ産出する量も違うし、価格も変わってくるということで、この3カ月というのは果たしてどんなんかなあと思うんですけどね。こちらから、利用してる方、町の方からいいますと、価格の安いときにはその入札期間長いほどいいと思うんですが、逆に、これ業者の方も逆の立場で言って同じようなのがあると思うんですけどね。上がったときには3カ月、それが価格の方は、相場の方は下がっても、上がった状態で3カ月ずっと高い金額で購入せないかんということで、何か基準というんですか、もっと見直しして、お互いに、業者の方もやはり皆経営があると思うんですね。だから、こちらの方も、ドームの町の方としても経営考えて、お互いにそれぞれいい範囲内で、その相場にできるだけ少ない影響で済むような形で何か、入札期間を短くするとか、あるいは業者の方の仕入れ価格が幾らであるか、これを公表してもらって、その上に幾ら上乗せするとか、そういう金額設定っちゅうか、その入札の3カ月の期間、それからその金額の設定する方法、何かそういう見直し等考えられておるのか、今現在は考えてないのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) この問題につきましては、最近の高騰ではなくて、当初からこういう問題がございましたというふうに聞いております。それと、私が担当いたしましてからも再三再四にわたりましてこういう問題はいろいろ考えました。と申しますのは、やはり高騰の時期だけ値上げしてくれと、途中で値上げしてくれというような話には応じられませんと。じゃあ、値下げのときは私どもに言ってくれるんですかというような問いもお聞きしました。次に、やはりその価格の設定につきましては何を基準にするのかという問題もございます。それと、やはり契約と申しますのは両者の信用信義に基づいて契約しているわけでございますから、私ども発注者の方のやはりある程度の指導力というのも勘案しております。それで、やはり検討するという余地はございますが、あくまでも我々発注者の言うことの意見をどうしても業者に対しましては同意願うというようなことになっております。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時08分 休憩            午前11時22分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 灯油の関係で、課長の方からも説明ありましたが、最初の話の中で、今入っておるのは石井にスタンドを置いている、あるいは石井町に税金を払っているところに入札に参加してもらってるということですが、どうしても大手資本の企業直営のスタンドのところが資金力、資本力がありますので、そういうとこが中心になってると思いますが、やはり石井町内にもたくさんのガソリンスタンドもあるし、石油、灯油を扱ってるところはたくさんあります。そういうところも過去に参入して利用しておったのか。入札等、あるいはドームの灯油納入してもらっておったのか。あるいは、現在もそういう町内の業者は入札に必ず参加しているのかどうか。それから、今後どのように考えておるのか。そういう点について、この灯油の関係については質問終わらさせていただこうと思うんですが、その辺課長どういうふうになってるのか、お伺いします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えします。15年度は町内資本業者が6カ月、また16年度は町内業者が9カ月、17年度は町内業者が6カ月、18年度は町内業者が6カ月、19年度の現在におきましては町内業者が3カ月と申しますように、町外資本ばかりではございません。それで、先ほど申しましたように、指名願を提出いただいたところから19年度は入札に参加する通知を出しております。 それと、検討するということでございますから、議員さんおっしゃられたような案もやはり我々は研究しなければならないと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) それと、同じくドームの関連で、これは町長の所信表明あるいは一般質問の中の答弁で、このときは総務課長ですか答弁されておったと思いますが、町内に74の町有施設がある中で、中央公民館等含めて10施設の民間委託を考えておるということで、いしいドームについてもそういう指定管理者制度の導入も考慮して進めていきたいというような話があったと思いますが、この指定管理者制度、これも以前私2回か3回、議会で質問させてもらいましたが、たしか平成13年6月に石井町公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例ということで、地方自治法第244条の変更に伴ってその条例を制定したと思いますが、その後この指定管理者制度についてどのように進捗しているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 指定管理者制度でございますけれども、この前の一般質問の中でも一応10施設を考えているというふうな、考えているというか計画しているということでお答えさせていただいておりますが、これについては今のところまだ進捗状況っていうまではいってませんけれども、一応平成20年度で指定管理者できる体制を整えて、早ければ平成21年度から指定管理者で民間委託でできるような形の、10のうちすべてではないと思いますけれども、幾つかはやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) その10の中に当然このいしいドームも含まれてるということやね。このいしいドームについては、町長の所信表明あるいは議会での質問に答えられて、たしか民営化を中心に考えておられるということで、できたら施設の利用料、民間にもう全面移管して、それで施設の利用料を町の方にいただくというふうな所信表明なり答弁が以前あったかと思いますが、民営化と指定管理者制度で民間委託するというのは内容は大分違ってくると思いますが、その辺町長はどのように考えられておられるのか、お伺いします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 少しちょっと補足させていただきますが、確かに佐世保の事故の件は非常にご家族の方には大きな衝撃だっただろうと私たちも感じております。特に年末年始についてドームについてもお客さんが多い時期でございますので、再度そういう警備について徹底するようにもう一度指導をしたいと思っております。 今、井上議員さんご質問ありましたようなサウナの板の交換とかシャワーの件についても実はご意見をいただいておりまして、シャワーの件はすぐ交換をさせていただきました。サウナの板の件については、再度現地を確認の上で、危ないままでは少し安心して利用ができませんので、これも対処したいと思っております。 灯油の件でございますが、ドームとかクリーンセンター、清掃センター含めまして幅広く、できるだけ町内業者を優先するというもとで3つの施設とも考えていきたいと思っております。 最後のご質問でございますが、民間委託と指定管理者について、どちらがどなに違って、どのぐらい有利性があるのだろうかと今いろいろプロジェクトの方で一生懸命研究をしておりますので、もう少し待っていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 私が質問した内容とは町長の答弁ちょっと違いますが、民営化で民間に移管するというのは、これ以前の議会でも質問の中で言わせていただいたんですが、ドームについては国の方の補助ももらって建てておるということで、その趣旨としては町民の健康施設ということで申請して建設されたと思いますが、それを丸投げで民間に移管するというのは、いろんな条件から難しいだろうと思います。指定管理者制度というのは、町の条例を定めて、その中で運営をしていくと。まず最初に公募して、その中で審査して、それでまた議会に諮って、そこに委託すると。その中には、その指定する会社の業務内容とかそういうのを出してもらう、あるいは事業報告書を出してもらう。そして、委託した後には年度の決算報告書ですか、事業報告書、そういうのを出してもらったり、それから利用料、そういうのももう事前に町の方の条例の中で金額、利用料幾らにするというのを設定して、その中で運営していくというので、民間に丸投げで利用料だけもらうというのと、指定管理者制度でその中で委託していくというのは、もう制度上全然全く違うんですね。その辺、町長どのように考えられておられるか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 民間に委託した場合の有利性っていうのは例えばこういうことが考えられます。大手資本が仮に参入した場合には、資本力のある大手の場合は特にいろいろな附帯設備をすることができまして、経営が早いうちに安定軌道に乗るんじゃないかと考えております。しかし、今井上議員さんおっしゃんりょったように、いろいろ検討していく中で一部いろいろ条例とか補助金の問題とか無理な問題が出てきております。今現在は今の岡田企画がどのぐらい削減できるか。あるいは、今、当初ご質問がありましたように、もう5年たちますので、いろいろ不備な点も出てくると思いますので、問題点をとりあえず全部出してくれと、急いで直さないかんとこはどこか、どういうとこを改修してほしいか、そういう打ち合わせを今の業者と進めております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。
    ◆4番(井上裕久君) 今、交渉されておるということで、いろんなすべて公表するという、交渉の段階で難しいだろうと思いますが、来年3月で当初の5年契約が終わるということで、今の岡田企画と交渉されておるということは、もう今の業者を更新するという前提で交渉されてるのか。それか、ほかの業者も何か来られているのか。その辺は発表できる範囲で結構ですが、お願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 基本的には、とりあえず岡田企画さんもいろいろ無料のバスを出していただいたり、あるいはある程度の金額を石井町に返していただいたり協力いただいておりますので、現在でどのぐらい岡田さん来年度は削減できますかと、利益の中でどのぐらい石井町に対して削減できた契約ができる、あるいは内部のいろいろな改革によってどのぐらいできるかと。基本的には今の業者が優先するっていう前提のもとですが、これも広く皆さんのいろいろなご意見を聞いて、いろいろいい提案がある業者もあると思いますので、そういう方向でいきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) ドームの問題については最後にまた再度町長にお伺いしたいと思いますが、先ほどずっとお伺いしとった灯油の問題、原油価格等の高騰によってもう倍以上の金額になっておると。それで、当初の計画よりも多分赤字幅がこの原油の灯油の高騰によって大きくなってきたんだろうと思います。過去の以前の議会でもそういう説明がありました。それで、その中で町長としての公約、いしいドームを1年間で黒字にしますという公約をされておりますが、そういう経費の増大、思わぬ出費になっておるという中で、まだまだこの原油価格上がっておるような状況が続いておりますが、果たしてその公約どおり1年間でドームの赤字を黒字に転換できるのかどうか、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 特に灯油とか重油の最近の値上がりはひどいものがございます。その件についても所内では実は検討しておりまして、先般も四国電力の方から実はいろいろな提案がございまして、町長、実は今現在は灯油よりも四国電力の方がはるかに安いんですよと。一部取り入れているそうでございますが、そこらも含めて削減については考えております。あるいは、今の岡田企画との話し合いの中で、人員ももう少し削減できるんでないかと。できるだけ公約に近い線で今話し合いを進めておるところでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 国の方でも最近、特に公約の有無ということで、重みということで非常に話題になっておりますが、公約に掲げたからにはできるだけ実現してほしいという、諸般のいろいろ、町内だけの事情ではいろいろ難しい面は多々あろうかと思いますが、はっきりそういう形で公約でうたわれておりますので、ぜひいしいドームの赤字が、4,000万円以上の赤字が黒字になるように、そういう体制なり、プロジェクトチームって何もかもプロジェクトチームで、何人これからつくっていかれるかわかりませんが、そんなに何もかもするというのは難しいと思います。その中でドームの赤字、あるいは経営見直しのためのプロジェクトチームというやっぱり専門のプロジェクトチームでないと、何もかも兼務でそういうのをやっていくというのは非常に難しいことだと思います。具体的にどういう方面から見直してきなさいということで、これは以前から提案させてもらっとんですが、もう素人の職員なり関係者だけでなしに、何かそういう専門のコンサルにも入っていただいて、そんな高いコンサル料払う必要はないと思うんですね、現在の状況として何十万円かの委託料払って何千万円かの赤字が解消できたら、それは町としては非常にプラスになることだと思うんです。そういうのも含めてぜひ検討していただきたいと思います。 それと、次の中央公民館です。中央公民館もその10施設の中に当然入ってると思いますが、これの指定管理者制度、広報いしいでも年間500万円から600万円の委託料の削減を目指しますというふうになってますが、これは年間3,180万円ですか、施策の中の82ページの公民館費の中で中央公民館の決算額なり利用者数っていうのが入ってますが、これ中央公民館については指定管理者制度、これから検討していくということですが、総務課長としては、中央公民館の指定管理者を公募したら応募の可能性があるのかどうか、今考えられてね。株式会社なり民間の業者が、会社がそういうので応募してくる可能性があるのかどうか。それから、どういう形でそういうところに委託したいというような何かお考えがあったらお伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 収益等から申しますと難しいところがあるかなあという、私個人の考え方からしますと難しいところがあると思いますけれども、一応は先ほども申し上げたように平成20年のうちに指定管理者としていけるかどうかっていう形を検討していきたいと、前向きにいきたいというふうな考えでおります。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) それと、今議会で平成18年度の定期監査の結果報告というのも出ておりますが、その報告の中で、教育委員会関係の監査の中で16ページですか、中央公民館の運営及び管理状況というところで、平成18年度の利用状況については、使用団体は年間443団体、利用人数は3万2,372人と、前年度に比較して105団体、人数では4,929人の減少となっている。それから、使用料の状況等あって、その使用料も前年度に比較して44万6,000円の減収となっており、利用率の向上に向けて努力されたいという監査の指摘があります。こういう利用状況も相当減っておるというような状況で、この利用拡大について何か対策を講じておられるのかどうか。これ、担当課長のご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) お答えいたします。中央公民館につきましては、また分館につきましても、18年の3月議会で料金の値上げをご了承いただきました。その点でやはり利用量が少なく、徴収が少なくなっているかもわかりません。また、その使用頻度につきましても、18年度末までに中央公民館の浄化槽の工事をいたしました。その点で、中央公民館を約1カ月間ぐらい使用ができなかったことによるこの結果だと考えております。それと、利用のことにつきましては、やはり利用しやすい環境というようなことと、中央公民館、分館職員全員がやはりそういうふうに集まっていただくというような環境づくりに努めております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 中央公民館にはすばらしいホール、大ホールですか、ありますんで、そういうところをいろんな文化芸術関係等に利用してもらえるように、もっと大々的にPR、いろんな媒体を使ってしていく必要があると思うんです。そういうのを町でなしに民間に委託して、指定管理者制度なり民間委託に移して、民間の知恵をかってすると。その前にいろんな具体的な対策というのを検討して、それでその指定管理者制度への移行というのをしていった方がいいと思うんですね。 それと、その中央公民館の中にある図書室です。図書室の内容について、これ以前同僚議員も相当前にその図書室の充実ということで質問されておったと思いますが、この図書室についても、その浄化槽の工事の関係もあったんだろうと思いますが、利用者が減っておるというふうな状況になってますが、これも監査報告書を読んでみますと、図書貸し出しの状況については、貸し出し利用者数1万5,549人、貸出冊数3万7,193冊で、前年度に比較して393人、966冊の減少となっている。新刊図書の有線テレビの紹介や新刊コーナーの設置、インターネットによる図書検索が可能となったほか小学生の見学が継続的に実施されており、今後も小・中学校との連携を深め、読書活動の推進に努める必要があると思われるという指摘がありますが、これ昨日教育委員会関係の学校評価委員の会がありまして、その中で各学校の学級図書、それについても学級図書の本の数が少ない、充実した方がいいんではないかという意見書も出ております。そういうのを含めて、この図書室についてはどのように考えておられるのか。利用者の拡大とか、それから図書の充実ですね。今の図書室で十分いけるのかどうか。もっと充実、私も時々、何回かですけど利用させてもらったことがありますが、もうちょっといろんな本の種類あった方がいいんではないかと思われるような感じがするんですが、その点についてどのようにお考えか、お伺いします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田村豊君) 議員のご意見のように、今の図書室はやはりスペース的に石井町の人口に比較しましてやや狭小でないか、狭くはないかというふうには感じております。ということで、必然的に蔵書数も限られてくるということと、利用者数もその広さに応じてやはり限られてくるということでございます。それで、石井町といたしましては、やはり町長の公約にもございますが、図書館の設立も今現在これから考えていかなければならない課題だと考えております。それと、やはり小・中学校に向けてはもう少し小・中学校の図書室等の連携をさらに深めて、学校教育等の連絡強化に努めたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 今、社会教育課長の方からの答弁の中にもありましたが、図書室というのは、図書館ですね、図書館法というのがあって、それにのっとって図書館というのをつくっていかないかんということで、これには公立図書館、私立図書館ありますが、本町の場合だったら公立図書館。それと文部科学省の方から教育委員会等に、その人口に対する図書館のあるいは図書室の平米数、そういう指導があるんだろうと思います。その中で、先ほど言いました質問の答弁としては、一応平米数、人口約2万7,000人の人口の中で平米数は足りておるということですが、実際に利用してる状況からいうたら、あの中央公民館の中での図書室というのは十分ではないと思います。 そこで、これも今課長の方から話がありましたが、町長の公約の中で図書館を2年間でやりますという中で、図書館をつくります、遊休施設を活用し、本は一部全国から公募し集めますという公約がありますが、これについてはどの程度まで今進められておるのか、町長にお伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 町民の間の要望を参考にいたしまして、たくさんの今私は公約を挙げております。どこまでできるかわかりませんが、できるもんについて一歩ずつ確実に成果を上げていると思っております。 図書館につきましては、本当はどっかの町の施設の余裕のある場所を活用したいと思ってるんです。気延荘についてもいろいろ検討してみました。農業大学についても、飯泉知事さんとの会議の中で、もしあそこがあいて、利用できるんなら石井町はそういうもんにも利用したいと提案もしております。幅広くいろいろな面で検討したいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 町政ではいろんな課題がたくさんあって、一つ一つそれをクリアできるように努力していただきたいと思います。公約もいろいろ挙げられておりますが、実現、体に張るこう薬ではなしに、町の全体、町民のことを考えた公約というのは非常な重みがあります。そういう実現に向かって、ぜひ一歩一歩前へ進めていただきたいと思います。 それで、ただいま質問させてもらってる内容については教育委員会関係の質問させてもらいましたが、最初にそういう大きい長崎であった事件のこと、それに関連して防犯体制、警備体制あるいは危機管理体制等お願いしたわけですが、そういう殺伐とした内容だけでなしに、一つちょっとこの場をおかりしまして明るいニュースというんですか、昨日の、もうごらんになってる方もたくさんおいでると思いますが、徳島新聞の夕刊に財団法人音楽鑑賞教育振興会(東京)が募集した第40回音楽鑑賞教育振興論文作文の小学生部門で石井小6年の惠川柚美さん、12歳、石井町石井の作文が第一席の文部科学大臣奨励賞に輝いた。作文は、人形じょうるりを趣味にしている祖母を題材に書いた「すごいんじょ。私のおばあちゃん」。3年生のときにも同部門で第二席の優秀賞に選ばれた惠川さんは2度も賞をもらえるなんて本当にうれしいと喜びもひとしおだということで、石井小学校6年生の生徒さんが全国で一席の賞をいただいとると。頑張っている小学生あるいは子供さんもおいでるということをこの場をおかりしまして、いろんな教育問題等、行政も問題ありますが、こういう明るいニュースもあると、頑張っている子供さんもおるということを報告させてもらって私の議案審議の質疑を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時56分 休憩            午後 1時11分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。 先日の松尾議員からの動議について議会運営委員会で協議の結果、議会運営委員長より、既に設置されている行政事務(公文書等)調査特別委員会で審議してほしい旨の申し出があります。よって、この動議については同調査特別委員会で協議することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議がないようですので、あわせて協議することに決定いたしました。 14番梶野利男君。            〔14番 梶野利男君 登壇〕 ◆14番(梶野利男君) それでは、議案審議をいたします。 主要な施策の成果に関する説明書の39ページ、町立保育所延長保育利用料45万6,300円、同じく私立保育園延長保育利用料54万円、以上が計上されております。そういうふうな中におきまして、現在石井町の保育所の延長保育でどれくらいの利用者がいるのか。そしてまた、利用時間につきましてどのようになっておるのか。そしてまた、時間に対する保育料がどのようになっておるのかご答弁を願いまして、続きましての再問以降は質問者席の方でお願いいたしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 了解します。小休します。            午後1時14分 休憩            午後1時16分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。保育所長。 ◎保育所長(正木文雄君) お答え申し上げます。人数につきましては年によって違いますのでつかんでおりませんが、後ほど早速に調べたいと思います。人数はほんけ流動的で予想しがたいということでございます。利用料でございますが、1日につき200円、それから月額ですと2,500円でございます。それから、時間は午前の7時半から午後は19時までとなっております。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後1時18分 休憩            午後1時26分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。保育所長。 ◎保育所長(正木文雄君) お答え申し上げます。たしか昨年の12月の議会だったと思います。延長保育のお尋ねがありまして、そのときも人数がわからんのんで調べておきますということで、それでその後に調べた資料がありました。人数でございますが、公立保育所だけでございますが、朝の利用者が4園合わせまして2,452名、それから夜の19時まででございますが5,774名の利用がございます。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) 今わかっておる範囲でお答えをさせていただきたいと思います。 私立には3園ございまして、平均の対象児童数が、延長保育でございますが6人、9人、3人というような状況でございまして、それで私立保育園の延長保育の推進事業補助金として町から出しておりますのは1園について508万円となっております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) この数を見ますと、公立の場合、朝そしてまた夜ということでたくさんの利用をされてるわけでございまして、このことは裏返せば本町の保育所の延長保育が充実をしておるということになろうかと思うわけでございます。 そこで、それにあわせまして幼稚園の預かり保育も実施をいたしとるわけでございますが、幼稚園の預かり保育の利用数、そしてまたこの利用料についてどのような状況になっておるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) ただいま梶野議員さんの質問でございますが、保育料の実績につきましては、主要施策の成果の中で679万5,650円ということで歳入が入っております。利用料につきましては、4時までが4,500円、5時までが5,500円ということでございますが、各園におきます利用人員等につきましてはちょっと私の方で今手持ちで把握できていないということで、後日よろしかったらお答えということでさせていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 利用料からいきますと、かなり差があるわけでございます。そういうふうな中で、毎年新学期4月になりますと、本来であれば幼稚園に行く年齢の子供さんがそのまま保育所に残る、もしくは保育所に入所するというような状況で、毎年保育所の方に、いわゆる雪崩現象と申しますか、幼稚園の預かり保育につきまして私も再三再四この議会で保育時間の延長、そしてまたいろんな制度拡充を訴え続けてまいりました。そういうふうな中で、現在の午後5時までという時間延長はされておるんではございますが、やはり勤労者の立場からいきますと午後5時で迎えに行くというのは実質的に勤務されてる方は非常に難しい時間帯でございます。そういうふうなことで、かねてからもう少し時間が延長できないかというようなことを要望をいたしておりました。こういうふうなことで、保育所につきましては石井町は本当に充実した延長保育が実施されておるわけでございますが、片や幼稚園の方ではもう少し制度の拡充というのがあれば幼稚園でそのまま、本来であれば幼稚園の方で子供を預けたいんだけれども、受け皿としてやむなく保育所というような状況がこの実態からしてあろうかと思うわけでございます。そこで、その解消についてどのようなことを今後考えておられるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) お答えします。 この議会で教育委員さんも一応そろわれたということで、また教育委員会等に諮りまして、また園長会とも協議いたしまして今後審議をしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) このことについて町長何かお考えがございますればご答弁願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 確かに、女性が働く場を求めて、共稼ぎがこれだけ多い中で今の現実の数字を見ますと、当然保育所と同じように幼稚園も延長をすべきだと考えております。今、次長からお話ありましたように、新しい委員さんで検討いたしまして前向きに進めたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) ぜひ、そういうふうなことで、前向きに早期に実現できるよう対応を図っていただきたいと思います。 また、県内では藍住町あたりでは相当そういった子育てのこういうふうな部分につきましてもかなり充実しておるようでございますので、また他の自治体等々でも研修もしていただき、そして何とか石井町のご父兄の皆さんが子育てをしやすいような環境を今後ともにより一層配慮をしていただくように指摘をしておきます。 そして、それと同じくこれも言い続けてきたことでございますが、保育所でいわゆる給食があるわけですね。幼稚園は、ない。小学校、中学校は給食があるというようなことで、現在の石井町の給食センターにおきましては、あと300人程度の給食は余分に賄うことは可能であるというようなことをかねての議会でも答弁もいただいております。そういうふうな中で、石井町の幼稚園の給食の実現が何とか早くできないものかというようなことでかねてから訴えてまいりましたが、このことについて、いわゆる受け皿の問題等々で非常に困難であるということが、ずっと対応ができてなかった原因というような状況でございましたが、その後何とか改善のめど、そしてまた改善するというような状況について現在どの程度まで進んでおるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) 今言われましたように、住民の方からそういったご要望があったのも事実でございます。それで、その回答も出させてはいただきました。それで、私も5月からなんで、今までの協議とかいろいろ引き継ぎを受けまして聞いた中では、給食となりますと、給食センターの食数については余裕があっても、やっぱり配送時間の関係であるとか、また受け入れる幼稚園の施設の進入路、また中での安全の確認のためのいろんな確保の部屋とか、いろいろそういったもろもろの設備自身がまだまだ整ってない。また幼稚園まで配送するとなれば配送の経路とか、小学校、中学校の配送する時間帯に果たして間に合うかどうかといったようなことが危惧されるということで聞いておるわけでございます。そういったことで、今はまだ前へ向いた形には進んでいないというんが現状でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 行政全般にわたって、教育委員会のみならず、やはりできない理由を並べ立てて言うのじゃなくして、何とかできる方法を一つでも探していくというようなぜひご努力を全庁挙げて今後において取り組みをしていただきたいということを指摘をいたしたいと思います。 続きまして、少しさかのぼりますが、この同じく25ページの学校管理下における児童・生徒の災害につきというようなことで、児童・生徒1人当たり945円、そのうち395円を町が負担するというこの掛金、この部分について、いわゆる最近特に学校内でのこういったけが等が多いというような状況を耳にしておるわけでございますが、現在石井町の学校におけるそういったけがの状況というのがどういうふうになっておるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) 学校内の事故でございますが、手持ちの資料の中で平成18年度の資料を持っておりますので、その数値でお答えさせていただきます。主要施策の成果にあるとおり、学校からスポーツ振興センターに対して請求あった分で、昨年18年度分の累計で申しますと、小・中・幼で、全体で構いませんか。            (14番梶野利男君「小・中・幼、別に」と呼ぶ) そしたら、平成18年度の校内のけがの件数でございます。これについては、月の初めに、10日までに請求書をスポーツ振興センターへ送って、月末に学校が生徒に渡すということで、けがにつきましては一概に言えませんけども約一月おくれということでの数値でございます。それで、昨年1年間で小学校につきましては168件の件数がありました。中学校におきましては421件、幼稚園につきましては17件ということで、スポーツ振興センターの方へ提出したという書類が残っております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) この数字からいきますとかなり大きな数字が出ておるわけでございますが、いわゆるけがの状況について、大けが、そしてまた軽傷とかいろいろあろうかと思うわけでございますが、最近は特に一般の子供さんにつきまして体力不足というようなことが指摘をされておるわけでございます。以前の子供さんはよく外で遊ぶのを見かけたけれども、最近は屋内での生活時間が長くなって、外でいわゆるいろんな経験する、遊びにしてもスポーツにしてもやはり時間が少ない。そういうふうな中において、いわゆる体力不足等々でけがも自然的に多くなるというような、こういうふうな状況かと思います。そういうふうな中で、やはり体力の向上、そしてまたできるだけけがをしないような取り組み、学校内での取り組み、そしてまた父兄もそうではございますが、そういったことに関しまして教育委員会はどのような指導をされておるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育委員長。 ◎教育委員長(河野通俊君) お答えをします。 今、学校では学校の外部評価というのをつくっております。それぞれの学習あるいは生活指導面、その他運動面とかということで、それぞれの項目を挙げながら、子供たちの評価、それから教師が評価をする部分、それから保護者が評価をするというようなことで外部評価を続けております。その資料等々も今出ておるところでございますが、この体力の低下っていうことは、徳島県もそうですけども、石井町だけじゃなくて全国的に低いようになっております。それぞれの学校もそれなりの努力はしておりますけれども、なかなかすぐにおいそれと体力がついていくっていうことはできませんし、特に子供たちが外で遊ぶ機会も少なくなってきたということも事実でございます。この間の文部省の調査を見ましても、室内でゲームをしたりして過ごすということが問題になっております。今後もそうですけれども、学校教育の一つの課題として、学力の向上と、それから体力の向上というものも目標に掲げながら努力をするような石井町としての課題も見つけていかないかんと、こういうに思っております。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) これはいろいろな部分につきまして、これからの将来を担う児童・生徒の健康の問題でもございますし、いろんな部分でよく研究もしていただきまして、体力向上のいろんな施策をこれからより一層進めていただいて、少しでも多くの子供がいろんなスポーツに親しみ、そしてまた学校生活が安全で、そしてまた安心して快適に生活が送れるような今後ともの配慮をしていただきたいと思います。 それと、昨今はいろんな学校での改革というようなことで、以前に比べて取り組みというのがもういろんな多方面にわたっております。 先般、リクルート出身の藤原和博氏が校長を務めております東京都杉並区立和田中学校では、来年1月から大手進学塾SAPIXの講師を招いて夜間授業を始めるという、こういうふうなことを始めるそうでございます。中学2年生の希望者を対象に、平日は月、水、金の週3日、午後7時から45分授業が数学2こま、国語1こま、土曜日は午前9時から英語のみ3こまを行い、月謝は正規の授業料の半額程度に設定されているそうでございます。藤原校長は、授業の知識を世の中でどう生かすかを学ぶ「よのなか科」を導入し、本物のホームレスの人を呼んで話をしてもらったり、本物の自動車を子供たちに解体させたりするおもしろい授業をやっております。藤原校長は、公立学校の役目は学力階層をつくらないことだけではない、もっと勉強したい上位層をさらに伸ばしたいと強調し、学校のPTAのほかに学校支援地域本部というものをつくり、このチームが主体的に動けるようにしておりますという、こういうふうなことで、もう以前であれば考えられないような、いわゆる公立の学校で午後進学塾を開く、そういうふうなことを東京の公立の学校ではもう既に取り組みをしておるというようなことで、従来の枠にとらわれず、これからの中学校、そしてまた小学校のいろんな取り組みもそうでございますが、やはりいわゆるいろんな部分で改革もしていかなければならないというようなことで、今後におきましてこの石井町の公立の中学校、小学校につきまして、本当にいい学校であるというようなことで、今後ともにぜひ教育委員会の方でリーダーシップを発揮していただきまして、そういったことに関しましてのいろんな部分で教育行政のいろんな改革、そしてまたよい点はどんどん伸ばしていく、そういうふうな取り組みをぜひしていただきたいと思います。 続きまして、同じく主要な施策の成果に関する説明書の中で国民健康保険の特別会計が93ページに、平成18年度の石井町国民健康保険特別会計決算の状況というようなことで、平成17年度、そしてまた18年度というようなことで決算額、そしてまた18年度の予算現額が計上されております。そういうふうな中で、本町の国民健康保険特別会計の状況は平成18年度で約27億円。これにあわせまして、続いての後のページでも出てきますが、老人保健の方で約30億円、介護保険で約20億円、合計約77億円のこういったそれぞれの保険事業での予算が執行されております。そういうふうな中で本町の課題と申しますか、こういうふうな部分で、例えば国保につきましても健診が一部有料化されまして、現在少しではございますが、その健診者の方々に負担をしていただいておると。その一部有料化になってから、これまで無料のときと有料になってどのような違いが出てきたのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。 18年度から一部有料にさせていただいておりますが、基本健康診査につきましては17年度が、これ受診率でございますが、62.7%が52.3%に、胃がん検診につきましては13.7%が8.9%に、大腸がん検診が11.8%から7.7%に、肺がん検診が24.5%から16%に、乳がん検診が8.6%から3.8%に、それと子宮がん検診が6.9%からこれは8.1%になっております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) おおむね有料化になって受診率が下がっておるというような結果が出ておるわけでございますが、このことによって逆に医療費が増大すれば何をか言わんやというようなことでございます。そういうふうなことで、この健診の重要性、そしてまたこの健診について本当に有料化というのが実態の要望、要求という部分からいたしまして見直すというような必要があるんではなかろうかというように思うわけでございますが、この点についてどのように町長はお考えになっておりますか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 一部補足させていただいてよろしいでしょうか。 梶野議員さんにはいつも新しい提言をいただきまして本当にありがとうございます。今ちょっとご指摘がありましたように、提言をいただいてるのに勉強をしない、いろいろ研究をしない。この前のよむべえっていう障害者のための設備もそうでございますね。これは私の教育の行き届きだろうと思っておりますので、もう少しあらゆる面においてスピード感を持って、各箇所で、その部署について専門知識をもっと勉強するように、もう一度再教育をしたいと思っております。特に小さい子供の体力増強とかけがの問題については、ある地域ではクラブ活動にできるだけ入るように進める運動とか、東京都ではもう一部始まっておりますが、土の運動場を昔みたいに天然芝に全面張りかえとか、そういうことも実は他の市町村では行われております。そういうことも含めまして、小さい子供の増強とか、けがのないように努めていきたいと思っております。 今のお年寄りの基本健康診断でございますが、これはこの前も質問をいただきましたが、ちょっとやっぱり考え直す必要があると思います。これだけ受診率がふえてる中で、特に高齢者の基本健康診断ていうのはやっぱり1,000円ぐらいでございますので、どないか予算の節約する中でもう一度早く実行できるように検討いたします。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) ちょっと補足してお答えをさせていただきます。 ことしまで基本健康診査、それと各種のがん検診は町村がやりなさいということになっておりました。来年の20年4月からは基本健康診査については特定健診として各保険者へ、国保の方は国保の方へ、共済保険の方は共済の方へというふうに、そちらの方でやるように義務づけられます。それで、あと残りました各種のがん検診につきましては、今までどおり町村が、これは努力義務として、健康増進法の中でやっていきなさいというふうな制度に変わります。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) そうですね、来年度から各保険者ということで制度が変わりますね。そういうふうな中におきましていろんな、今答弁あったように、できるだけ負担が少なくなるように配慮をしていただきたいと思います。やはり合計合わせて77億円というのは、今の石井町の一般会計当初予算よりもはるかに大きい金額でございますので、まず病気になって医療費を払うより予防医学ということで、例えばがんにかかったとしましても、早期発見の場合は、いわゆる手おくれの末期状況のときと違って非常にこの医療費自体も少なくすむ。末期症状になりますと、いわゆる医療費にいたしましても早期発見の場合の100倍から要るというような、こういうふうなデータも出ておりますし、やはり予防医学がいかに大事かと思うわけでございます。そういうふうな中で、住民の生命を守る、そういった施策を石井町においてはもう大前提に取り組みをしていただきたいと思います。 先ほどの教育委員会の部分で1点だけ提案がございますが、私もかねてからずっとAEDについて導入するようにということを要望しておりまして、現在各中学校2校設置できております。そしてまた、小学校においても早く早期に導入するようにと再三再四申し入れをいたしまして、何とか運動会時期までに対応したいという教育委員会のお話も承りました。そういうふうな中で、現在5つの小学校にAEDが配置されまして、これで各小学校、中学校すべてAEDが設置されたわけでございます。ところが、先般石井小学校のご父兄の方からお聞きをしたわけでございますが、今の設置場所であれば、例えばスポーツ等々していて本当に必要なときに幾つもかぎがかかってる、例えば教室に設置されておる、本当にあそこの場所で急ぐ間に合うんだろうかといったこと父兄の間で話題になっておるそうでございます。そういうふうなことを先日耳にしたわけでございます。早速、教育委員会の方にはそのことについて申し入れをいたしました。本当に今現在設置されている場所で効果的なのか。せっかくのいい機械があるにもかかわらず、現場の方では、いわゆる教育委員会の方でもその設置場所がわかっていないと、そういうふうなことをお聞きしたわけでございますが、例えば名西消防の方で意見を聞いて尊重するとか、いろんな部分で、せっかくのすばらしい機械でございますので、その設置場所についても最大限効果の発揮できる場所に設置すべきであると、こういうふうに思うわけでございますので、現在の設置場所で、この役場の庁舎も同じでございますが、AEDにつきましては現在の設置場所で本当に効果的なのか。もしくは、もっと効果的な場所があるんじゃなかろうかということを検討をぜひしていただきたいと思うわけでございますが、この点についてご答弁を願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) 今の件につきましては、一応学校と相談しまして、学校が望ましいと、学校現場で考えておりますので、そういったことでまたもう一遍学校長とも連絡とりまして、できたら使い便利のいい場所がほかに見つかるのであれば、至急そういったことで是正するように、もう一遍委員会ともども考えたいと思いますので、そういったことでちょっと時間をいただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 18年度の決算書でございます。これで、例えば国民健康保険税、97ページで不納欠損額が2,867万6,868円と、こういうふうな不納欠損額が計上されております。そういうふうな中におきまして、やはりこの国保税というのがいろんな部分で支払いが不可能であるというような部分で、こういった不納欠損額で処理をされておるわけでございますが、昨今のいわゆる生活状況といたしまして、世の中やはり不況でございますので、いろんな部分でまだまだ都市と地方の格差は解消されていないというようなことで、都市部においては景気は上向いておるけれども、この地方の方ではまだまだそういった景気の上向きというのが浸透されておりません。そういうふうな中におきまして、今後の石井町のいわゆる例えば固定資産税なんかにつきましても、住民は土地の価格は下がっとんのに固定資産税は上がるって不思議でないかといったようなご意見も多く聞くわけでございます。そういうふうないわゆる住民に対してのいろんな説明を、やはり疑問を持っておる、そしてまた、いろんな部分についての納税をして、そしてまたいろんな部分で、納税者というのは石井町の対応について、例えばこういったいろんな部分で不都合だからもう税金を納めたくないといったような状況にならないように、いろんな部分でやはりそういったいろんな対応していかなければならないと思うわけでございます。そういった観点から、今後におきまして税のあり方とか、そしてまたいろんな住民負担について、やはり事あるごとによく周知徹底をして、そしてまたいろんな部分でそういったいわゆる配慮も必要かと思います。そういうふうな部分について、例えば税務課長、現在の石井町のそういった税務で徴収するに当たって、例えばこういうふうな点は今後において石井町でよく変えていかなければならないと、いろんな部分があろうかと思うわけでございますが、率直にそういった感じてる点をご答弁願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) 税の関係でこれから変えていかないかんということでございますけれども、私やっぱり税というのは公平に課税して公平に徴収するということが当然一番だろうということでございます。それで、私どもとしましては徴収に現在努力をしているということでございます。今、税務課に徴収係がおりますけれども、昼夜徴収に努力をして、鋭意滞納者と接見をしておるわけなんですけれども、特に18年度からは一応滞納処分ということで差し押さえも実施をしております。件数で申し上げますと、18年度につきましては10件、今年度につきましては現在13件ほど滞納処分を実施をしておるような状況であります。ですから、これからも、先ほど申し上げましたように税の公平という観点から徴収に全力を尽くしていきたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 税務課でいろいろな、夜間についてもいろいろな納税相談に乗っておるというようなことで、やはり今後におきましてもこの税が当然石井町の骨格になりますし、歳入の部分についていろいろな柱立った部分が税でございます。地方交付税のいわゆる伸びが見込まれない状況の中、今後においてやはり企業誘致等で法人税をふやしていくといったような取り組み、いわゆる総合的な歳入増に対する取り組みを今後より一層行っていかなければ、地方行政というのは非常に今後ますます窮屈な予算設計になってこようかと思います。 そういうふうな中におきまして、非常にこの石井町というのはいわゆる以前から言われておりますが、農産物につきましても何でもつくりやすいというような状況の中、そしてまた地場産業の育成というようなことでいろんな部分では対応をしておりますが、まだこういった部分について本当にこの石井町内の若い人たちの就労機会というのも非常にまだまだ少のうございます。そういうふうな部分で、やはり現在の石井町の状況というのは人口減に突入したということで、いわゆる出生者数よりも死亡者数の方が多いというようなことで、その町の活力の一見方としては、やはり人口がふえておるか、もしくは人口が減っておるか、そういうふうな部分かと思います。そういうふうな中におきまして、現在徳島県下におきましては松茂、北島、藍住、上板と、この4町がいわゆる人口増ということで先般も新聞報道にもございました。そういうふうな中で、石井町の今後におきまして人口増に対する対策、このことについてどのようにお考えになっておるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 企画課長が譲っていただきましたので、ご答弁をさせていただきます。 まず、税収の確保の問題でございますが、議員さんおっしゃるように当然石井町の中では一番の税収っていうのが財源のもとでございます。これはもう所内でも実は何回も打ち合わせをしておるんですが、住民税とか、あるいは固定資産税、あるいは軽自動車税、そういうもろもろにつきまして、もう少しきつくっていいますか、本当に払えない人っていうのはいろいろ今ご質問があったようにお話の上で払える方法っていうんを解決していくのも一つと思いますが、これだけの多額のいろいろな分で未収っていうのが出てきますと、これは石井町の運営していく中でも重要な問題でございます。夜間の徴収も一生懸命今やっております。県の滞納整理機構を活用もいたしております。しかし、もう少し所員みんなが税に対する必要性っていうのを認識いたしまして、何カ月か前に阿南市かどっかの方で職員がもう全部一斉に徴収をせんかと。実は私も一月半ぐらい前に組合の方へそういう提案をさせていただいたんです。やっぱりこれはすべてにおいて未済額が多過ぎる、職員の意識を持つ意味でもどなんぞ協力をしてくれんかと、当然町長もやりますよということをご提案をいたしましたけど、実は組合の方から残業代がどうしても欲しいと。そういうことになりますと、残業手当の分とその集金額の比率を考えますとちょっと難しいんじゃないかっていうことで、税務課の方でもう少し何か職員さんに負担のかからない方法でできるようなことを考えていこうっていうことを今話し合っております。例えば、もうはがきばっかり出すんじゃなしに、一斉に電話をして生の声を聞くと。いつ行ったらよろしいですか、いつやったらおいでになりますか、どういう方法でお支払いできますか、そういう声のやりとりをする。あるいは訪問してするとか、いろいろ実は考えております。 今、ご質問のありました実は税収の中で、これはもう梶野議員さんの質問と同じでございますが、ふやすのはもう一番に、私もご説明しましたが、人口の増と、それと大手の企業誘致っていうことでございますので、人口増の要因ていうのは、働く場所がなかったらどうしても若い人は町外出ていく。その場所を確保するためには、当然地元の今の大手企業さんが町外でいろいろ工場増設とかしてる実は企業さんもありまして、それをどないか石井町の方でできないかとか、あるいは関連企業の方で石井町の方でそういう企業を引っ張ってこれるかどうか、そういうことも検討いたしまして、ある知事ではございませんが、石井町に企業誘致のセールスマンと、そういうつもりでまた活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 最後に、忠勇跡の用地について、今議会でも、この決算書にも出ておるわけでございますが、3億円ということで用地購入をいたしております。そういうふうな中で、一部小学校の通学路として現在の道路を拡張して、そして学校安全生活のために、通学路の安全向上のために行いたいというような状況でございますが、その部分についてどういった事業内容、いわゆるどの程度の延長で、どの程度の拡幅を予定されておるのか。そしてまた、実施時期はいつごろのなのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。この部分につきましては藍畑小学校の通学路ということで、西に石井・引田線があるわけなんですけども、その区間の延長について歩道を設置するということでございますので、事業費につきましては県の方の補修係の方が見に来てくれております。一応、幅員としては3メーター、それで側溝をつけまして、アスファルト舗装で仕上げるといったような工事でございます。            (14番梶野利男君「時期は」と呼ぶ) 時期は、新年度ということで20年度に着工すると思います。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) せっかくの安全な対策でございますので、できるだけ新年度の早い時期にぜひしていただきたいと思います。 それと、昨年度もそうだったんですが、夏場非常に雑草が生えて見苦しいし、そしてまたいろんな部分で付近住民の方々にも迷惑がかかる、そういうふうな部分でございます。そういった対応について、この冬の間はその部分については余り配慮というのは、そういった差し当たってという部分はなかろうかと思うんですが、やはり暖かくなってまいりますと雑草も生い茂ってまいります。本当に昨年度も非常に雑草が繁茂いたしまして、環境の悪さというのが目立ったわけでございますが、このことについてどのような維持管理を今後において考えておるのか、ご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長(上田正博君) ことしにつきましては、6月ごろと思いますけれども、私の方の職員でたしかJA名西郡からラウンドアップ買って、草からしをやったと。それで、一応学校の運動場ということでございますが、広いというんもありますし、藍畑小学校にそこまでの管理というたらちょっと押しつけができないということもありまして、そういったことで職員で一回はやりました。けど、数回となりますとちょっと手間の関係もありますし、いろんな業務の関係もございますので、あと2回につきましては、1回シルバーで、もう1回はシルバーでやったんですけれども、北の方がお米に影響あるんで地権者からやるんをやめてくれということで、お米刈った後にもう一回シルバー人材センターでラウンドアップ、草枯らしということでやったというのが実情でございますが、なかなか草取りまでというたら広いんもありますし、ちょっとそういったことで草を枯らす程度でことしは終止したんでございますが、どうしたらええかというんも含めまして、また予算も伴いますので、そういったことで協議して、町長部局とも話をまたする必要はあるとは考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) ただいまの件につきまして、よく今後協議して、今年度は前年度のような、いわゆる環境破壊するような、そういった見苦しい状況を招かないように、よく配慮をしていただきたいと思います。 以上で私の議案審議を終わらさせていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後2時20分 休憩            午後2時38分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。6番松尾誠作君。            〔6番 松尾誠作君 登壇〕 ◆6番(松尾誠作君) 議長のお許しがありましたので、議案の質疑をさせていただきます。 まず、18年度の決算書、179ページなんですけど、これ簡単な質問なんですけど、規則で公有財産の面積が表示されとるわけでございますけれども、私思うのに、できましたら倍率価格とか路線価格を参考にして金額を出してみたらどうかなというふうな思うんです。ただ面積だけで、いったい石井町の公有財産がどんなもんかっちゅうのが把握できませんので、広さは把握できても実態がつかめないような気がするので、規則ではこの面積でよいかと思うんですけど、何らかの形で、一体不動産がどのぐらいの価値があるのかという意味合いで金額的に出せるのかどうかなと思いますので、その点についてお答えを願います。彼は質問者席でお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 了解します。総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。公有財産の土地につきましては、一応議員さんおっしゃるようなこともこれから検討していきたいとは思います。路線価格でよろしいんですかね。固定資産の見方でよろしい。            (6番松尾誠作君「はい」と呼ぶ) わかりました。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) ちょっと風邪を引きまして余り大きな声がきょうは出ませんので、あしからずお願いいたします。 まず、議案第58号の、ページは前後になると思いますけど、52ページの石井駅・山路線街路新設工事282万1,000円ですね。これについて、減額の理由についてお答えを願います。
    ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 石井駅・山路線の減額のことについてということでございます。 282万1,000円の減額につきましては、これ6月の人事異動によりまして、補助事業の事務費の中から職員の給料をとっていました、それで、人事異動によりまして、何名かとっていた中での給料分でございます。それで、人事異動でかわりました、異動がありましたので減額ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 人事異動による減額ということで理解いたしておきます。 そこで、今私もあの近くをいつも通るんですけれども、石井駅・山路線の一部で買収のできてない部分があるかと思うんですけれども、この建物はいわゆる都市計画法施行前に建築されたのかどうか。いわゆる都市計画では都市施設、つまり都市計画道路の都市施設に該当するかと思うわけでございます。そして、石井駅・山路線というのは、為老橋から石井駅にかけては都市計画道路でなかったかと思うんですけれども。それで、都市計画法53条では、都市計画施設の区域では建物の建築制限っちゅうんがあるわけですね。都道府県知事の許可を受けねばならないとなっておるわけでございまして、その都市計画法54条で許可の基準が、当該建築物が次に掲げる要件に該当し、かつ容易に移転し、また除去することができるものであると認められるものが許可されると。そして、階数が2以下、2階建て以下ですね、かつ地階を有しない、地下室を有しない。それで、主要構造物が木造であったり鉄筋コンクリート、ブロックづくり、その他これに類する構造であること。つまり除去しやすい建物であるということを言ってるのでなかろうかと思うんですけれども、せっかく山路線が舗装にかかって完成に近づきつつあるのに、一部分的に建物が残っとると。そういった場合に町としてこの買収ができない理由はどんなような理由があるのか。恐らくまた後で買収できてつなぐとなったら、そのつなぐ接点というのはまた費用が余分にかかるということにもなりますので。そして、今まで舗装もされず、あの舗装の予算はことしの当初予算において議決していたと思うんですけども、その間大分時間的な余裕があったと思うんですけども、そういった意味でどのような対応、交渉してるのか、その点についてお伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。あの1軒残っとる建物につきましては、都市計画決定が行われたのが昭和46年5月6日、以降に建ったと思われます。時期はわかりません。ということで、一応規制なって建築確認がとれてると思います。 それで、議員さんのご指摘の、ことし工事を発注したわけでございますけども、それにつきまして、ことし舗装工事で暫定的に完成ということであったわけなんです。それで、あとの分については、補償については町単でということで一応話もしとったんですけども、ことし1,000万円ぐらい入札差金が出まして、それについてそのいう補助対象になっておりますので、それを使えるということで、県の方へもちょっと内々に一応少し継続してくれないかと、この事業をちょっと延ばしてくれないかと。繰り越しして、それでまた20年度から新しいにちょっと予算をもらうというような方法をとりたいと思っておりまして、担当課の方で内々に県の方へちょっと相談をしてあります。まだ決定はいたしておりませんが、その部分の用地代及び補償費と、それと国道の取り合いで2件できてないとこがございます、それも国交省の方から町の方も働きかけて用地の話をしてくれということでございまして、麻名用水と国交省の方が大方話はついております。それが決定して、この事業についてことしが最終年度でありましたけれども、できるんであればちょっと延ばしていただいて、補助事業の対象にして進めていきたいと、このように思っております。            (6番松尾誠作君「価格の面では話し合いがついとらんのやね」と呼ぶ) いや、国交省と土地改良区との境界の。ほなけん、土地の所有者はいけるんです。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 石井町のメイン道路にもなるかと思うもんですので、できるだけスムーズな解決をして、すんなりと道路が通るようにご努力をお願いいたします。 次に、43ページでございまして、環境衛生費、火葬場建設業務事業費48万円となっておるわけでございますが、これ議案の説明のときには、いわゆる炉の設備の整備というふうにご説明を受けたわけでございます。 そこで、石井町は火葬場が焼失して、ない状態で、徳島行道ですか、そこと委託契約を結んでると。きのうまでも一般質問で火葬場建設云々の議論も行われておりますけれども、当面はメインに徳島行道を利用しなければならないと。しかし、この徳島行道というのは、もう私が聞いた限りでは老朽化しているのが現状でなかろうかと思うわけでございます。そうしますと、建てかえをしなきゃならんとか、そういった形の中で負担金とかそういったものの問題が出てくると思うわけでございますけれども、今この徳島行道のそういう状況、それについて説明をしていただきたいというふうに思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。徳島行道でございますが、現在のところ良好に使用ができておりまして、大規模な修理等々のお話は現在はございません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 良好な使用ということで、将来に向かってはどういうふうな、建物の老朽化っちゅうのはあるわけですね、そういった点に関してはどのように考えられとんですか、石井町は。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長河野良二君) お答えをいたします。 現在、理事者の方で広域も含めていろいろ検討しておる最中でございまして、2、3の業者からもお話があると、現在進めておるというふうな状況でございまして、今回48万円の委託料ということで、炉の部分についての、何基とか、どういうふうなものとかいうのをコンサルにかける委託料を予算に要求をさせていただいているところです。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 民間が所有ですので、余りそこいらのところは私も言及しませんが、スムーズなる火葬事業ができますよう、常に注意を払われてしていただきますようお願いをいたします。 次に、議案58号の50ページでございます。目の道路新設改良費、町道高原33号線改良事業地方道路交付金減額1億1万円についてでございます。これは高原33号線の事業を中止し、それにより浮いた一般財源を生活道路の整備に使うというような説明でございましたが、この事業は国が55%ですか、補助金がついておると、事業であると。そして、8月末に国土交通省の休止願を出したと。そして、その日付で許可があったというふうに説明を受けたわけでございます。この休止の理由はいろいろあるんですけれども、国土交通省へはどのような理由で申請をされたのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 国土交通省に対しましては、町長の所信表明の中にも、議会の議事録にございましたとおりでございまして、政策的な変更ということで8月31日付で提出をいたしております。なお、10月10日、国土交通大臣から県を通じまして石井町の方へ確定通知が来ておるような現状でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 国土交通省に対しては政策的な変更と。そこで、高原33号線の事業は平成19年度の当初予算で私は議決されたものであると思っておるんですけれども、こういった議会に対して休止の説明があったのかどうか。議決された事業予算を執行しない、そういった、やはり議会としてはそれぞれの議論の中において決議をしたわけでございます。そういった中で、やはり議会に対する何らかの説明をした上で私はそういう行動に移るべきだというふうに思っておるんですけれども、その点についてお答えを願います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 前の町長さんは、33号線が優先するから議会の承認を得たんでしょうね。私は深く広く町民の意見を聞く中で、あの道路が町長ほんまに今必要なんですかと。私も1回、何時間もあそこで車何台通るかはかったこともあるんです。そういうご意見の中で、余りにも皆さんが通っている町道とか生活道が整備をされてない。当然必要だろうとは思いますけど、それより優先順位の中で、私の方針で決定をさせていただきました。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) やはり行政の事業というのはやっぱり継続性があると思うんです。そういった点での引き継ぎとか、そういったものをなされたと思うわけです。そら、町長がそういう政策執行権という形の中で行われること、それは結構なことでございます。しかし、その議決の重みとか、そういったものがどうも認識なさっていないような気もするわけなんです。私はそれならばやはり議会に対してそういう説明ぐらいはするべきでなかったかなというふうに思うわけなんです。こういったことが、私は議会からの不信感が募ってくるというふうに思うんです。一言、こういう形の中で私は変更しますと、それがやっぱり議会と行政がスムーズにいく私はひとつでなかろうかと思うわけなんです。今のお答えでは、そういう議会に対して何らの説明がなかったというふうに受け止めておるわけでございます。やはり事業というのは、一つは構想があって、そして基本計画とか、そういったものに基づいて継続した事業という形をとっているんでなかろうかなと、私はそう思うんです。執行権者の執行権でもってするのは、それは私は何とも言いませんけれども、一応議決を経たものであるならばそれなりのやはり手続をしていくのがいいのでなかろうかなと、そういう形で質問をさせてもろたわけでございます。そこで、休止にしていわゆる生活道路の設備に回すとおっしゃっているわけでございますが、今本町に災害などが発生し、緊急を要して道路整備をする場所があるのかないのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後2時59分 休憩            午後3時00分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。 緊急を要する箇所がということの質問であったと思います。それで、町長が言よりますのは、そのいう生活に密着した道路を優先してするといったようなことを申しておりまして、その方に回すということだと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) こういった緊急を要するそういう大きな工事とか、そういったものに関しては財政調整基金を取り崩してでも構わないというふうに財政法ではうたわれておるわけでございます。いわゆる、そのために財調基金があるかと思うわけでございますが、今の答弁で、生活に密着したいわゆる、生活道路ですから当たり前ですわね、生活に密着した道路でございます、その整備ということでございますが、そこで高原33号線の事業は、先ほども申しましたように、55%が国の補助金がつくと聞いております。そうすると45%が本町の一般財源の持ち出しとなり、金額にして約4,500万円ぐらいであるかと思います。今回減額補正予算が議決された場合、これは3月の年度末までにいわゆる生活道路整備として消化していくのかどうか、その点についてお答えをお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。 ことしの当初予算からの執行状況を見まして、今ある予算につきまして要望箇所をしていくと、それと継続していっきょる分については引き続いてやっていくというようなことで進めております。金額にしても、まだ余裕もありますし、その4,500万円を使うというようなことは考えておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今のところはいわゆる3月の当初予算の中で道路改良費、維持費とか、そういった面でやっていると。そうしますと4,500万円、いわゆる減額部分に対しての予算は年度末まで予算消化しないということになりますと、これ不用額となり、19年度決算において繰越金となり、2分の1以上財政調整基金に繰り入れたり、また繰入償還をするというふうに財政法ではうたわれておるわけです。そうしますと、何のために休止をしたのかなというふうな私ちょっと思いがあるわけなんです。そこで、この生活道路整備を先ほどからするとおっしゃいましたが、行政の事業というのは一つの基本構想があり、そして次に、その基本構想を実現していくために基本計画というものがある。そして、実質的に実行していくために実施計画があると、そういう形で私は事業が進められていると思うわけでございます。そして、国の補助金を返上してまで高原33号線を休止し、浮いた予算で、今もお聞きしましたとおり生活道路を整備するというのであるから、私はやはりどこをどう整備するのか、そして、その積算がどのぐらいについているのか、そういった計画あってこそ初めてこういう休止云々という私は問題が出てくるというふうに思うわけなんです。政策の変更をするのであれば、いわゆる平成20年度の町長の政治的な一つの側面でもって予算編成すればよいというふうに私思っておるわけでございます。今言ったそういう計画性を持っとるのかどうか、積算ができとるのかどうか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後3時05分 休憩            午後3時06分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) ことしの事業につきましては、今までに継続してきよる事業を進めていくといったような形でやっております。それで来年、20年度からにつきましては計画性を持ってやっていくというような形で進めていこうと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今の答弁から考えてみますと、この休止というのは思いつきで行き当たりばったり、石井町の道路のようで途切れ途切れというような私感がするわけでございます。こういったような執行をしますと、議会の方としましても、やはり慎重な審議をお願いしますという形の中で議決をしとるわけでございます。今聞いたら何の意味もないという形でやはり議決が損なわれるようなことでは、私はどうも議会を無視しているというふうなことを言わざるを得ないような気がするわけでございます。そこで、国土交通省に申請して一応休止の許可をいただいたわけでございます。そこで、この高原33号線事業休止当たって地権者の方にどのような対応をしたかということでございます。私の知人である地権者は、このように言っておるわけでございます。緊急自動車道の必要性が認識でき、町の買収に応ずるために家族とともに話し合い、相続の問題、家屋の移転の問題など解決ができた途端に町長のトップダウンで休止するとのことを知った。そこで、5月25日、本町で開催されていた行政相談日のとき、相談員に対して、33号線は町長が勝手に中止したのだから、町長みずからが地権者に説明するよう要請することをお願いしたと。そこで相談員はこのことは必ず伝えると約束しましたが、今何の連絡もないというふうなことでございます。これ、事業開始するに当たっては、私は係員の方は夜討ち朝駆けで、もう本当に犠牲的な精神で交渉に当たったと思うんです。それで、こういったような休止するときは、都合悪くなったらもうナシのつぶてだと、これでは行政は信用できないと。休止して、今度再開するといってもほとんどの地権者に対しての説得は難しいだろうと言っておりました。私が先ほど申しましたように、地権者に対してどのような対応をしたのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。 まず最初に、私が建設課の方にかわってきて、町長の所信表明の中で休止するということでございまして、それで特に高原の補償費のかかる方の家へ一番に行きました。説明をいたしました。そのときには、やっぱり町長から私は直接話を聞くという話でございました。それで、それから以後に、前任者のうちの担当の者が買収済みのお家の方へ訪問いたしまして、これ直接行って話したんが17軒でございます。1軒は、ちょっと行けてないところもございます。18軒分の17軒、説明に参っております。それから後に、またうちの担当の者がかわりましたので、それについては未買収地、これが21軒、それと町外の人が6軒あります、それについては郵送いたしまして、28軒のうちの1軒、それもちょっと行けてないところがございますけども、全体では46軒のうち44軒まではうちの方から説明には参っております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 個別に説明に行ったと申されておりますけど、やはりこれ地権者の方に集まっていただいて、まず、そしてこういう政策上の都合上休止にしましたと、将来はこういう影響があります、こういうことをやっていきますとかいうことをきちっと私は説明せないかんと思います。ほとんどの地権者が応じませんよ、もうこれ。ああ、ほな応じんのじゃったら、もう道路ができんで、金が要らんでええでないかと。ところが、37%買収してるんです。一たん決めた以上はやらないかんのです。長期の展望に立って道路政策というのは私してると思うんです。それで、そういった面で、再度きちっとした形で地権者に対してご説明するのかせんのか。また町長が直接行って、町長、説明をするのかせんのか、その点についてお答え願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 松尾議員さん、一つお教えしときたいことがございますが、京都の新幹線の駅、あれも議会の議決をして、もうほとんど土地の買収も計画も終わってました。しかし、市民が必要ないからといって休止されました。確かに議会の議決というのは重要でございます。しかし、見直しも必要なんです。今道路かかっている地権者の方は、大変な問題かもわかりません。しかし、議員さんの皆さんのそれぞれの地域で、ここの道路直してくれ、ここどないしよんなと。この間も山根議員さんの近くで、私見に行きましたけど、こんな道をいつまで石井町はほっとくんだと、切実な訴えがございました。とりあえず、ちょっと距離があるし、予算もかかるので、建設課の方で職員さんがレミファルトで臨時に補修もいたしました。そういう多数の町民の声も無視するわけにはいかないんです。 それと、休止するのに、事業計画いろいろ云々おっしゃっておりましたが、これも一つ例を挙げて説明しましょうか。忠勇の土地を買うときに、私は町民の皆さんにこういうことを言ったんです。何しに河野さん、あの土地、3億円もする土地を突如買うたんですか。事業計画も立てず、町民に広く説明もせず、議会の承認も得る前に覚書に調印されてます。そういうことも議会でちゃんと、こういうことをおっしゃるんだったら、もっと重要なことが今まで議員さんの間で起こっとったはずです、どなになさるんですか。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 答弁が外れてるような気がするわけでございまして、私にマルキン忠勇の土地云々と申されましても、私はあのときたしか反対討論をしまして、不必要だということで反対しました、恐らく山根さんも反対に立ったと思うんですけれども。しかしながら民主主義のルール、やはり成立したもんはそれに従わないかんという形の中で来ました。 それと、先ほど町長がおっしゃいました栗東駅と石井町と同じようにしては困ります。これもし休止してできんようになったときの補助金の返還、そういった財政的な手当てができるんかどうか、そういう問題が私発生すると思うんです。そういったことを考えて、むやみやたらに思いつきで休止ですということは私はいかがなものかなというふうに考えるわけでございます。 そして、私の方も町民の声を聞いて、住民の声を議会にぶつけているんです。あなたも住民から選ばれてぶつけているんです。私ら議員も全部住民の代表者として、住民の声を背中に受けてやっているんですよ。 それでは次に、いわゆる生活道路の整備というならば、この高原33号線に一部並行した形で高原90号線というのがあります。建設課長、よくわかってますね。恐らく、この道路は石井町の農道を除いて、もう生活道路のほとんど舗装されているわけでございますが、唯一舗装されていない道路だと私思うわけでございます。そこで、私はこの休止に伴う地域の人に対する対応策と申しますか、そういった、休止の対応策といえば語弊がございます。そこで、やはり生活道路の整備ということならば、私はこの舗装されてない高原90号線ですか、それをやはり舗装してあげる、最優先に、その点についてお答えを願います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。 この高原90号線ですけども、できるもんであれば私どももやりたいという、計画をしていきたいと私は考えております。しかしながら、今までにいろんな難しい状況がございまして、町道として認定はしとんでありますが、やっぱり底地が改良区の土地がほとんどでございまして、今までにいろんなことがございましてできないと。それで、最近もその話があったわけです、ミニタウン集会のときにもたしかありました、高原の地区から。そのときにも問い合わせをいたしました。そしたら、やっぱり改良区の方の同意をもらわなんだらできないということであったと思います。ほなけん、もうほとんどが改良区の土地でございまして、どうしてもできないということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 90号線につきましては、以前にも私議会で質問しました。いろんな事情があります。例えば、拡張するのには抵当権が設定されているとか、そして現状は麻名用水の用地であると。しかし、麻名用水の用地でありながら、道路として認定している道路は幾らでもあるんです。そして、その道路も舗装されておるわけなんです。ひとつ粘り強い説得で、早く、もう石井町であんな舗装のない道路というのを解消していただきたい。これがまさしく河野町長のおっしゃるやれるものからやっていく、そして生活道路を優先するという考えにもうぴったり合ってると思います。もう最後になりましたけれども、やはり議会の議決のいわゆる重みとか、また事業の継続ということを忘れないようにひとつお願いをいたしまして、本年度の私の議案の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 11番横田民次郎君。            〔11番 横田民次郎君 登壇〕 ◆11番(横田民次郎君) 議長のお許しを得ましたので議案質疑をいたしたいと思います。 早速でございますが、私も議案第58号平成19年度一般会計補正予算の50ページ、松尾議員が今まで質問しておりましたこの高原33号線の1億1万円の減額について質問しようと思っておりました。随分松尾議員さんが質問されたんで、少々だけ角度を変えて私の見解を述べさせて質問していきたいと思います。 この1億1万円については、9月の議会で国土交通省との交渉が完全に終わってからこれは減額補正するべきだと、時期尚早でないかということで議案修正までいたしまして、これは今議会まで延ばしたわけでございます。それで、再度これが今議会に出てきたので、今議会においては9月議会において要望したとおりの結果が出たという説明がございましたので、私もこれは承認すべきでないかと基本的には思って質問しようと思っておったわけでございますが、徳島県を通じまして国土交通省に交渉した経過と、これは中止でなしに当初からの説明で2年間の延長、休止だと、一時休止というような説明がございましたので、いつ再開されるのか、どのような交渉経過があったか、その点についての説明をお願いいたします。あとは質問席で質問いたします。 ○議長(吉岡重雄君) 許可します。建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。町長の所信表明の中で、2年をめどに休止をするということでございます。それで、2年といっても、もう事業の概算要望が来年の6月にもうしなければならないと。それで、本要望がもう来年の10月ということでございます。もう来年年明けて6月にはもう概算要望出さないかんということもございます。それにつきまして、私、担当の者としては一生懸命やりたいと、再開に向けて予算獲得に向けて要望していきたいと思います。 それと、国土交通省につきましては県を通じまして、県の道路保全課を通じまして説明をいたしてくれております。町村の職員が国交省へ行きまして説明するというんでなしに、それはもうできないことでございますので、県の方の担当者の方が行ってくれて、その事情を説明をしてくれまして、それでこういう結果になっておるというようなのが現状でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) ただいまの課長の説明によりますと、既にもう平成20年6月にはまた改めて計画書を提出しなければならないという返事でございましたが、それではその承認を得て、次にこの工事を再開するのは21年度事業としての再開になりますか。何年度からこの工事に着工するかということと、この道路工事というのは非常に息の長い工事じゃなかろうかと。今通行量が少ないからどうこうじゃの、目の先のことでなしに20年、30年先の計画を持って、見通しを持って道路はやらなければならないという基本でなかろうかと思います。後から振り返ってみると、徳島・鴨島線でも随分難航いたしました。今から16年前に私が議員になったときは、まだやっとこの引田線のとこまでと、それから以後の工事も難航して、あの地帯は、ドジョウのすみかと言われたような地帯が、現在は徳・鴨線の改良によって今のようなすばらしい道路になったと、石井町の投資効果以上のものが得ておると。あの周辺だけの、恐らく石井町の固定資産とか周辺住民の納める税金は、もう概算では税務課長の権限を超越するような質問するようで失礼ですけど、何億円にも達しておると、2億円ははるかに超えておると。地域住民も非常に裕福な家庭がふえて、経済的効果というのは莫大なもんがあると。今通行量が少なくても、我々の死後、恐らく私らはもう死んでおると思いますが、主要道路ができたら、その周辺の開発というのは逐次進んでいくと。スピードは少々遅うても、南島11号線でも既にいろいろな施設が来かけておりますし、田んぼで置かれたときの固定資産税は、石井町では一番高くても1,000平米1,300円ぐらいでしょう、畑じゃったら932円くらいと。それが、300坪開拓して家屋が建ったら30万円、50万円、あるいは100万円ぐらいの税収に即つながると。町の発展のためには、道路がなければ発展なしと私は考えを持っておりますので、この点について町長にお伺いしますが、現在の通行量だけで判定すべきではないと私は考えておりますので、町長、その点についての将来の考えについて、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) そういう時代もございましたですね。道路というのは2つの大きな問題がございます。1番は幹線道路の整備、これはもうどうしても、何を優先しても整備していかなければなりません。議員さん前おっしゃっていましたように、役場の前、名西高校の前、あの道路は幹線道路でありながら工事が遅いです。緊急地方道として、どなにか国の補助をもらえるようにいろいろ今骨を折っています。そしてもう一つは、何回も申し上げましてるように生活道路、この2つを整備する中で、余裕があるんだったら当然私は33号線が不必要だとは思ってないんです。しかし、本当に至るところで、多分議員さんの近くでも町民の方は早く直してほしいという道路があるだろうと思います。それを早く整備する中で、財政を早く削減しまして、何回も申し上げてますが、早いうちに再開したいと思っています。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この工事について、私も高原33号線だけはもう既にかかっておると、補助金の問題もありますし、これはいかに町長が中止を決定しようとも、もう中止は不可能な事態までこの工事状況は進んでおると私は考えております。それから先の延長については、これは町長の判断に絶対ゆだねて、我々は何も申すべきでないと思います。当時の執行権者が考えることであって、やはりこの高原33号線は継続事業であるし、用地買収も、かなりな金額の用地買収も終わっております。面積では33%ぐらいかもしれませんが、金額では半分超えておるんでないかと私考えておるような状態でございますので、この高原33号線の工事だけは、同じするんならやはり投資効果という点も考えていただいて、できるだけ早い時期に早い期間に終了してもらいたいと思いますが、その点について、後の工事に関しては何も言いません。答弁、もう一度お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) この議会の12日の所信表明で、私は今議員さんおっしゃるように所信表明させてもらってるつもりでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 今改めて私は決意をお伺いしてるわけでございますので、できるだけ早急にこの高原33号線だけは完結していただいて、それから先のことはそれ以後に考えていただきたいと思います。33号線の工事完了については早急にすることをお願いいたしまして、この高原33号線の工事については、さきに松尾議員さんがほとんど終わりましたので、私はこれでおきます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後3時31分 休憩            午後3時44分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) それでは、先ほどの33号線の質問は一応打ち切りと言いましたが、あの件について、買収済み用地の管理を、これ1年間草ぼうぼうでおくのかどうするのか。やはり買収した元地権者に対してきっちり説明して、この用地を次の工事にかかるまでどのようにしていくのか。やはりはっきりして、元の地主にこれは耕作をしていただいて、工事にかかるまでは管理すべきでないかと。そうでなければ、草がいっぱい生えて周辺農家に随分迷惑かけると思いますので、その点について協議をして、きっちり通達していただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 買収済みの用地につきましては、回ったときに耕作をできますということを言いました。それで、草がようけ生えたところにつきましては県道からすぐ北側ですかね、あそこにつきましてはシルバー人材センターの人に2遍ぐらい刈ってもらいました。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 現在、耕作放棄地に近いような状態のところでは、結局雑草を生やさないように完全に管理するためには耕運機でもって年に3度ぐらいは、これ耕運機でもって耕さなければ草を退治できないという状況があるようでございますので、やはりそういう用地も、だれか耕作したい人があれば暫定的に1年でも2年でも、工事にかかるまでというので無料で管理していただくべきではないかと思いますが、その点について、もう一度お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 買収用地の人につきましては、2年をめどに再開するということの旨を伝えてあります。耕作してもいけますということも伝えてあります。それで、草がようけ生えて環境上悪いところにつきましては、刈っていくというような方向でいきたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 刈っていくんでなしに、新しく耕作者を探して耕作していただいてはどうかということを提言しているんで、これは依頼して引いていただいたら何万円かの耕作賃が要ると思います。こんだけ燃料も高騰しとんで、トラクターの運転も大変と思いますので、ぜひともこの買収済み用地については、元の地主で耕さない人があれば、だれか無償で提供して耕作者を探していただいて、ぜひ耕作をして管理費が要らないようにしていただきたいという要望でございますので、その点もう一度。 ○議長(吉岡重雄君) 建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 議員さんおっしゃるようにしていこうと考えてもおります。関係者の人にも、引いてくれるというか、つくってくれた場合にはもう草も余り生えないということになると思います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) きのうも遊休農地の活用について、後藤議員さんからもいろいろな質問がありましたが、この件については、耕作者を探すというのは建設課の担当課員では非常に難しかろうと。農業委員会に相談して、地元の委員さんとか、そういうところへ委託して、買収済み用地の遊休地帯のところを2年ぐらい、次の工事にかかるまでつくってくれる人ないかという、農業委員会に対して付託してでもこれはやるべきだと思いますが、その点について、町長のお考えをちょっとお聞かせください。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) そういう提案も含めまして検討させていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) このあと地の管理という点について少し追加で質問いたしましたが、この問題についてはこれで置いときますが、ぜひともやはり早い時期、平成21年度からかかれるように建設担当課員の最大の努力を要望しておきまして、33号線の質問はこれで終わります。 続きまして、同じ19年度の58号の31ページ、議会費についてちょっとお尋ねしたいと思いますが、もう私の思い違いであれば別として、この減額補正102万4,000円は一議員の、私が計算しますと中途退職いたしました4カ月分の報酬でなかろうかと思います。その点について、それに間違いないかお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 今議員の方からお話がありましたように、そのとおりでございます。21万5,000円掛ける4カ月分の減額でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 続きまして、これに関連して、この9月から12月までの4カ月分に対しましては期末手当を含めて4名分減ということが出てくると思いますが、これは恐らく3月に補正で出るのではなかろうかと私も思っておるわけでございます。先日今議会の一般質問におきまして議員定数の削減による経費の減ということで私も申し上げておりましたが、今年度予算は恐らく、もうこの削減にした分は当初予算にこれ削減として組んでいなかったでしょう、組んでいましたか。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 今回の減額をした後の残額で1年間の執行可能な金額になっておりますので、恐らく当初予算の段階から9月以降については減額しております。と申しますのは、条例の改正自体がもう既に年度の当初の段階ではわかっておりましたので、そういう予算の措置を当初からさせていただいているものと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この定数減を議決したのは平成18年3月議会だったと私も記憶しておりますので、それだったらもう既にこの予算は減額で組んどったということですね。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 把握できとるものにつきましては同様の扱いをしとると思いますので、恐らくそういう格好で計上させていただいているものと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 財政課長の答弁で、また私もある程度理解ができました。それで、私の言いたいのは、4名の削減によって実質議会費がどの程度削減があるのか。推定で、大ざっぱに計算すると1,800万円ぐらいの議会費の削減にこれは貢献があったのでなかろうかと感じておりますが、その点について、財政課長どのように感じておりますか。 ○議長(吉岡重雄君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 少し数値を十分把握してなかったんですけれども、計算上確認していたことはございます。ことしが9月以降、半数になっております。それで、その段階の数値で、今年度の削減でたしか750万円ぐらい削減できたと思います。7カ月分でそのぐらいの金額でございますので、単純に言うたら倍の1,500万円をちょっと切るというような数字になろうかと思いますが、共済費とか、いろんなお金が影響してまいりますので、恐らく議員さん調べられとるような金額になるのではないかというふうには考えられます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 恐らくそれぐらいになろうかと私も感じております。まず、報酬額であったら258万円ぐらいと、その上へ期末手当とか、研修費とか、議員の積立年金の助成金とかいろいろあろうかと思います。非常に、議員にとりましては年金問題も厳しくなりましたし、これ1人当たり我々個人として、恐らく国民年金と違って議員年金というのは受給年数も非常に少ないし、1カ月の掛金が3万5,200円と。その上へもってきて、昔、我々議員になった当時と違うて現在は期末手当も掛金が取られておりますんで、年間50万円近い掛金をかけながら、我々じゃったらもう恐らく退職後の年金、町民の方は非常にたくさんもらっておるようにいろいろ思っておりますが、恐らく自分のかけた年金の半分も受給することはないでしょう。国会議員の、あの国会放送とか新聞報道を見て、町議会議員も村会議員も県議会も皆一律に、議員は非常に優遇されとんだということで、議員に対するしわ寄せは非常に公務員並みで最近厳しゅうございます。その点も、やはり行政の担当者として町長にもお願いしときたいが、議員に対しては非常に、私は気の毒なというぐらい感じておるので、その点について町長どのように考えておるか。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。
    ◎町長(河野俊明君) 石井町が厳しい財政の中で一生懸命削減していく中で、議員の皆さんのご協力も多大なもんがあります。これは確かにおっしゃんりょるように、今の石井町の2万7,000人の人口で16人と、他の市町村と比べましたら確かに人数も少ないです。議員さんが先おっしゃってましたように、確かに給料についても、いろいろの手当がございませんのでご協力いただいてくださっていることに対しては感謝をいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 過去にはそういうことを述べたことはございませんが、有線放送が完全中継するということでございますので、議員の立場と議員の現在処遇されておることはやはり町民に広く知っていただいて、議会のことに対しても判断材料にしていただきたいと思いますので、そういう意思のもとにこういう問題をここへ提議したわけでございます。それで、この議会に対する31ページの質問は置いときます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後4時00分 休憩            午後4時00分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) これが最後の質問になりますが、平成18年度石井町各会計歳入歳出決算書の1ページをめくっていただきたいと思います。 1ページの款の1町税、項の4について、町たばこ税について。町たばこ税、平成18年度1億4,862万3,689円と明示されておりますが、この町たばこ税について、平成16年、17年、その税収がわかっておればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 税務課長。 ◎税務課長(富山一男君) 町たばこ税の税収ということなんですけれども、平成16年度が1億4,383万円でございます。それから平成17年度1億4,238万円、18年度が1億4,862万4,000円でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) それでは、このたばこ税についてちょっと質問しておきたいと思いますが、このたばこ税については、私は平成16年度まで徳島たばこ販売協同組合の理事をさせていただいておりました。石井の支部長も4年間務めさせていただきました。それで、議員になる以前からたばこを販売しておって、石井町たばこ小売の組合のいろいろ世話をさせてもらっておりましたが、私が組合に加入したときは石井町の組合員は62名でございました。それが現在は、加入組合員は41名まで減少しております。このたばこ組合というのは、私が来たときには石井町の税収は7,000万円あるかないかだったと思います。いろいろな面で、前町長もたばこを売っておった経緯がございますので、この点については理解もありましたし、いろいろ補助とか、その他について、私も組合員の一人として組合長に協力して、町長にもお願いした経緯がございます。その時点においては、たばこ税というのはありがたいと、石井町は経費0であって、皆さんの協力によって自動的に毎月振り込まれている貴重な財源であると、何とか1億円にしてくれるように協力を要請しますというお願いを再三いただきました。それで、恐らく平成10年ぐらいに1億円台に突入したと思います。その以後、組合員さんには非常に協力を要請いたしまして、現在も、たばこ組合というのはほかの石井町の団体と違って町の補助金におんぶして運営しておる団体ではありません。現在も年間70万円ぐらい、40名でもって70万円ぐらいの組合費を徴収して、全国活動をしておる大きな団体の末流でございまして、非常にみな組合員さんは苦労しております。 皆さんご存じのとおり、たばこに対する非常に日本の主婦たちと医学界と、この両方からの攻勢は厳しいもんがあります。それで、行政としてはたばこ購買運動はでけないと、何とか組合員さんの方でしてくれないかという話し合いのもとにいろいろやってまいりました。現在も世の中の流れと逆流するんでございますが、たばこ購買運動は起こしております。有線で、たばこ組合の名前のもとに町内で買いましょうという広告も毎年12月に出しておりますし、本年も最高級の電子ライターでたばこは町内で買いましょうというのを、先日の総会でもってたばこ組合の方に2,000個要求して予算化して、それを町内のたばこ愛好者に無料配布するということを決議して、注文もしてございますし、非常に強力に増収運動、税収運動に対しては協力しとる団体であると。たばこを売って、小売店が設備投資して、自己資金を投入しながら石井町がいただく税金の3分の1ぐらいしか利益はありません。それで、先日9月の議会におきましても、わずか4万5,000円ですがカットされました。これは組合員の間で非常に不評で、12月の総会では随分私も非難を受けましたので、やはりそういう団体に対してはもう少し配慮はしていただきたいと。これを配慮する責任も義務もないんですが、人情的には配慮すべきであろうと思いますが、その点について、公の場で答弁は厳しいと思いますので、これは一応内々で協議していただきたいと思いますので、それだけを要望しておきます、この席をかりて。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) たばこ税は、ご存じのように、町内で販売したたばこは全部石井町の税収としていただいております。そういうご苦労は実はかげであったというのは私は一切知らなかったんです。こういう機会でございますので、横田議員さんもそういうふうにおっしゃっていただいてますので、たばこを勧めるというわけにはちょっといかないと思いますが、今おっしゃんりょったように、町内で買う運動について、もしいろいろな、どうしても必要な経費が足らないんだったら、また横田議員さんに音頭をとっていただいて町の方へ申請していただきまして、どなんぞいい方向で検討いたします。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 非常にこの1億4,000万円というのは貴重な財源でなかろうかと、現在ではそのように私も考えておるので、この点について、奨励することはちょっと問題があろうかと思いますが、たばこ自販機に対する規制も厳しくなりました。これは恐らく買いかえと改修費に随分、来年の6月にはかかるので、各小売店も苦慮しておりますし、メーカーというのは非常に商売的にも物すごく利用価値があると思います。先日も自動販売機の企業が参りまして、機械の前に立つだけで成人か未成年か識別する機械ができるそうです。私の家にも参りまして、1台購入せんかという話もありました。1台購入することによって、これ何年分も利益を返上しなければならないと。ただし、田舎の弱小企業者がそれを購入しなければ、やはり市内の量販店に全部吸収されてしまうのでないかという心配、危惧もありますので、やはり町としてもそういう点に対しては、大きな都市だったらそれに対して1万円とか、ごくわずかでも地域によっては行政からの補助もあるところもあるそうです。そういう点も配慮して、やはり政策的に何か考えていただきたいなあという考えもありますので、この点について、検討課題として研究していただきたいと思います。その点も要望しておきます。 最後は私的なような質問をいたしましたが、やはり町の税収という点から考えまして非常に重大課題でなかろうかと、一歩間違えればこれすぐに2,000万円、3,000万円という減収につながっていくと思います。神山町とか地方におきましては、非常にたばこ税は、石井に対しては組合の会合におきましても、うらやましいな石井町はと、石井町のうちは2割もありませんよというような話を再々役員会では聞きますので、やはり石井町は余りにも恵まれ過ぎているのではないかと私も考えておりますので、補助金についても、やはり石井町に貢献度のある団体の補助金は、それぞれの判断に基づいて、一律でなしに考慮していただきたいということを要望して私の議案質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) ほかに質疑はないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について及び議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例について、以上2件について討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。7番山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例について、以上2件を一括で反対討論いたします。 議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてには、今年度も徳島県町村会人権活動団体運営負担金213万6,000円、部落解放同盟徳島県連絡会西部ブロック連絡協議会負担金47万8,000円など、毎年削減傾向にありますが、まだ多額の金額が予算執行されております。1975年以来実施されてきた同和対策特別措置法に基づく同和特別対策は、同和地区の生活環境も部落差別の意識も改善され、2002年3月31日に終了しました。特別対策措置法の失効から5年が過ぎ、国も県も同和団体への補助金や負担金は終結しております。本町においても、大方の事業は削減や終結されました。同和部落という対象地域もなくなり、差別は解消しています。同和問題をこれ以上の継続では新たな差別を発生させるとして、法が終結しているものです。ゆがんだ税金の使い方ではなく、生活弱者と言われる方々を支援するべきと考えております。よって、議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対といたします。 議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例につきましては、母子家庭の現状を見ると子供を抱えての正規雇用は難しく、パートやアルバイトで不安定雇用でございます。その上、身分保障もなく、月額10万円程度の収入で子供と暮らしている状況でございます。少しでも収入を得ようと、子供を寝かせてかけ持ちで働く母もいます。こんな中、この事業には費用に対して効果がないというので廃止するというのは問題でございます。所得の低い母子家庭には、この母子福祉年金は必要です。福祉名目であるお年寄りの敬老祝い金も減らし、次に母子福祉年金も減らしていく、いわゆる社会的弱者を次々に切り捨てていく。国の施策が悪いときほど社会的弱者を助けるのが自治体の役目です。行政は福祉の心を持って町民を守るべきだと考えております。よって、議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例には反対といたします。 ○議長(吉岡重雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。4番井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 議案第45号及び議案第51号について、賛成討論を行います。 議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算における人権教育総務費に関する経費につきましては、同和対策事業は地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律が平成14年3月31日をもって失効したことで、同和対策は特別対策から一般対策へ移行しました。しかしながら、同和問題に対する差別意識は今なお厳しく、身元調査や結婚、就職差別などに見られるように、まだ完全に解消されていないのが実情であります。最近では、全国的にインターネットの掲示による同和地区被差別部落出身者を誹謗中傷する人権被害が起きているようであります。同和問題は基本的人権を侵害し、市民的権利が完全に保障されていないという社会的問題であり、その同和問題の早期解決に向けた取り組みは必要であります。また、今後もあらゆる人権問題の解決に向けた取り組みにこれまでの同和問題解決の取り組みを生かし、住民の人権意識の高揚が図られるよう、行政は人権教育、啓発を積極的に推進しなければならないと思っております。そういったことで、同和問題の円滑な解決と人権教育、啓発を進める上で同和団体の協力は必要であると思っております。よって、人権教育総務費に関する経費は適正であります。 以上の理由により、議案第45号に賛成するものであります。 議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例につきましては、平成17年度において町財政の健全化を図る一環として町の補助事業及び給付事業を見直す中で、母子福祉年金の費用対効果などを考慮し、総合的に判断した結果、平成18年度、平成19年度においては年額1万円の年金支給額を年額5,000円に減額し、激変緩和措置を講じた後に平成20年度以降は廃止と決定されたものであります。その決定時において十分な議論が尽くされ、慎重に審議されており、現状の町財政状況等々を考えた場合にやむを得ない措置だと思っております。 以上の理由により、議案第51号に賛成するものであります。 ○議長(吉岡重雄君) 次に、他の議案について討論を行います。            〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第45号平成18年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第45号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第51号石井町母子福祉年金支給条例を廃止する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第51号は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号平成18年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてより議案第50号平成18年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに至る5件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の5件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、以上の5件は原案のとおり認定されました。 次に、議案第52号石井町乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてより議案第62号平成19年度石井町介護保険特別会計補正予算(第2号)についてに至る11件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の11件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、以上の11件は原案のとおり可決されました。 次に、請願第4号非核日本宣言を求める意見書の採択に関する請願書についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第5号乳幼児医療費助成の拡充を求める請願書についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第6号教育条件の整備に関する請願書についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第7号児童扶養手当減額の見直しを求める請願書についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第8号後期高齢者医療制度に関する請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第9号医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を求める請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第10号国の責任で消えた年金問題を早急に解決すること及び最低保障年金制度の実現を求める請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。 次に、請願第11号公的年金控除・老年者控除定率減税の縮小・廃止をやめ、もとに戻す請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(吉岡重雄君) 日程第3、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、所管事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査事項について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 次に、河川対策特別委員会及び環境衛生対策特別委員会の各委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申し出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 これで本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。 平成19年第4回石井町議会定例会を閉会いたします。            午後4時27分 閉会 以上の会議録は事務局長の記載したものであり、その内容については大要において正確であることを認め、ここに署名する。   平成19年12月20日            議 会 議 長            署 名 議 員            署 名 議 員...